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福岡県粕屋町

■〔健康かすや21通信〕睡眠のこと、正しく理解していますか
1日の生活で、約4分の1以上が、睡眠時間と言われています。睡眠がとれていないと日常生活にさまざまな影響がでてきます。快適な「眠り」のために、正しい知識を理解し、健康的な生活を手にいれましょう。

◇睡眠のウソ?ホント?
(Q)必要な睡眠時間は、年齢によって違う
(A)ホント
最近は、幼少期からのデジタル機器の使用やインターネットの普及により、若い世代の夜型化・短時間睡眠が問題になっています。幼少期、小学生、中学・高校生の睡眠不足は、抑うつ傾向になったり、学業成績の低下、集中力低下や肥満リスクが高まるなど心身ともに悪影響がでてきます。家族全員で早寝・早起き習慣をつけるように心がけましょう。逆に高齢者の場合は、無理に長時間、寝床で過ごすとかえって眠りが浅くなってしまうことがあります。個人差がありますが、寝床にいる時間が8時間以上になると睡眠の質が低くなることもありますので注意しましょう。
年代別推奨睡眠時間

(Q)睡眠不足が生活習慣病の原因になる
(A)ホント
睡眠不足や不眠が、肥満や高血圧症、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすことがさまざまな研究で明らかになっています。睡眠の変調が、食事や運動などほかの生活習慣の乱れを引き起こしたり、食欲に作用するホルモンバランスが乱れたりすることが原因と考えられています。

(Q)眠くなくても、とりあえず寝床に入ったほうがいい
(A)ウソ
眠くないのに寝床に入っても、かえって緊張が高まり眠りの妨げになります。また、不眠が続くと、「今日も眠れないのではないか」との不安から、ますます眠れなくなるといった悪循環になります。心身をリラックスさせて、眠くなってから寝床に行きましょう。寝床につく時刻が遅くなっても、朝は同じ時間に起床し、太陽光を浴びることで、入眠時間は徐々に安定してきます。

◇年代別快適睡眠のポイント
・若年世代(10歳~20歳前後)…夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保ちましょう。
休日でも同じ時間に起きましょう。朝起きたら、太陽光を浴びて体内時計をリセットしましょう。寝床に入ってから、携帯電話をみたり、ゲームをしたりすると脳が活性化され、眠りの妨げになります。
・勤労世代(20歳前後~65歳前後)…毎日しっかり睡眠時間を保って、疲労回復・能率アップを図りましょう。
睡眠不足は、仕事の能率低下に繋がるので、睡眠時間を十分に確保しましょう。午後の早い時刻の30分以内の昼寝は、能率改善に有効的です。
・熟年世代(65歳以上)…朝晩にメリハリをつけ、必要以上の睡眠はとらないようにしましょう。
寝床にいる時間が長いと、眠りが浅くなりやすいので眠くなって寝床にいきましょう。日中に適度な運動を行うと、熟眠感が上がります。
※厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針2014(令和6年度に最新版に更新予定)

問い合わせ:粕屋町健康づくり課
【電話】938-0258

■〔安全安心〕もうけ話に要注意
◆悪質商法
言葉巧みに「もうけ話がある」と持ちかけ、多額の借金をさせてまで契約させ、出資させる事案が増加しています。
[事例]
(1)SNSを見ていたら、「投資でこんなにもうかりました。無料セミナーに参加してみませんか」などのもうけ話を発見した。

(2)無料セミナーに参加。「もうけるためのノウハウがあります。教材でノウハウを知れば誰でももうかります」という嘘の話を信じてしまい、高額をつぎ込んでしまう。

(3)誘った人に連絡がつかず、お金も戻ってこない。騙されたことが判明
「簡単にもうかる」「気軽に始められる」と強調するインターネット広告やSNSの情報を安易に信じるのは危険です。そのような言葉は詐欺を疑ってください。たとえ、知っている人からの誘いであっても注意してください。

◇不安を感じたとき、被害にあったときの相談窓口
・粕屋警察署【電話】939-0110
・警察相談ダイヤル #9110
・かすや中南部広域消費生活センター【電話】936-1594
・消費者ホットライン 188

◆闇バイト
闇バイトとは、SNS等を通じて「短時間で高収入が得られる」と甘い言葉で募集を行い、応募してしまうと詐欺の受け子・出し子などの犯罪組織の手先として利用されるものです。
一度でも加担してしまうと、やめたくても応募時に登録した個人情報をもとに脅され、逮捕されるまで抜け出せません。「高額即金」「裏バイト」「簡単高収入」などの甘い言葉には騙されないよう注意しましょう。
闇バイトから抜け出せない…
申し込んでしまった…

◇そんな時は今すぐ相談!
・警察相談ダイヤル #9110
・ヤング・テレホン・コーナー【電話】03-3580-4970

問い合わせ:粕屋町協働のまちづくり課
【電話】938-0173

■〔認知症をもっと身近に!〕知っていますか?認知症を引き起こす主な病気
「認知症」にはさまざまな種類があり、原因となる病気によって分類されています。それには、60種類以上ありますが、代表的なものは以下の4つです。

認知症であっても、早期に診断を受け治療を開始することで、進行を遅らせ、自立した生活を長く続けることができます。まずは日頃から受診しているかかりつけ医に相談しましょう。また、認知症に関する不安や悩みなどがあるときは、地域包括支援センターにご相談ください。

◇認知症サポータースキルアップ講座
認知症サポーター養成講座を修了した方を対象に、認知症サポータースキルアップ講座を行います。町での認知症に関する取り組みの紹介、具体的な声かけや対応等、より実践的な内容の講座となります。
日時:3月14日(木)13:30~15:00
場所:サンレイクかすや 研修室1
対象:認知症サポーター養成講座を修了した粕屋町在住の方
※オレンジリングまたはサポーターカードをお持ちください。
申込方法:電話または介護福祉課窓口

問い合わせ:粕屋町介護福祉課 高齢者支援係(地域包括支援センター)
【電話】938-0229

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