■地域共生社会の実現を一歩前に進めましょう
◇住民同士のつながりを構築し、見守り活動に取り組んでみませんか?
「地域共生社会」という言葉を聞いたことがありますか。地域共生社会は、地域住民や行政・自治区・事業所・ボランティア団体などが地域福祉に参画し、地域をともに創っていく社会です。以前は、地域の相互扶助などが存在しましたが、現在は福祉サービスの充実もあり、地域のつながりが希薄になってきています。
その人らしい生活を送るためには、孤立せず、支えあうことができる社会が求められています。
◇「支えあいマップ」作りの取り組み
芦屋町社会福祉協議会では、地域におけるつながりづくり・見守り活動の一環として、「支えあいマップ」の作成を推進し、地域課題の見える化に取り組んでいます。
◇「支えあいマップ」はなぜ必要?
例えば、孤立、ごみ出し、買物困難などは、公助・共助の福祉だけでは対応できない課題です。この場合、互助である住民の支えが力を発揮します。しかし、誰がどんな困りごとを抱えているかという情報を地域全体で把握することは簡単ではありません。そこで活躍するのが「支えあいマップ」です。
◇「支えあいマップ」作りの効果
地域の公民館などを利用して、自治区長・民生委員・地域住民などの情報を元に、支援が必要と考えられる人と関わりのある人々の関係(ふれあい、助けあい)を地図(マップ)に記入することで、次のような地域の実態が見えてきます。
・困りごとを抱えている人の存在と、関わっている人の存在
・社会福祉資源を必要とする人
・地域の人が集まる場所(○○さん宅、サロンなど)
・近所の人が抱える生活課題(高齢化、独居、買物困難、子育ての悩みなど)
このように、皆さんから得た情報を整理し、その中から地域の課題を見つけ、さらに支援が必要な人に対して社会福祉資源を紹介するなどの解決策を話し合います。
作成には社会福祉協議会職員も参加し、一緒に取り組んでいきます。
皆さんも支えあいマップを作成し、地域の課題を見つけてみませんか。
問合せ:芦屋町社会福祉協議会
【電話】222-2866
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