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健幸な町あしや

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福岡県芦屋町

■咳せき、痰たん、息切れ それ本当に風邪ですか?知ってくださいCOPD(シーオーピーディ)
5月31日は世界禁煙デー

◇COPDとは?
肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれてきた病気の総称で、「肺の生活習慣病」とも言われています。
大きな特徴として、初期は無症状であり、また、咳や痰などは風邪と症状が似ていて、見過ごしてしまいがちという点があります。
そのため、日本人の40歳以上で約530万人いるとされていますが、治療を行っている人はその5%にも至っていません。それほど認知度が低いのですが、日本では毎年1万人を超える人がCOPDで死亡しており、日本人男性の死亡原因の8位になっています。

◇原因は?
日本では、ほぼ100%たばこ(受動喫煙含む)が原因です。そのため、俗に「たばこ病」とも言われています。

◇症状
長引く咳、痰、息切れなどがありませんか。「年のせい」「風邪気味」などと思い込んでいませんか。次の症状をチェックしてみてください。風邪ではなく、「COPD」という病気かもしれません。
・少しの動作で息切れしやすい
・一度に何度も咳が出る
・黄色や粘り気のある痰が出る
・呼吸をする時にゼイゼイ・ヒューヒューと変な音がする

◇予防と治療
「禁煙」これに尽きます!
1日でも1本でも吸わないことが悪化を防ぎます。
また、一度低下した肺の機能は元には戻りませんが、早期に診断を受けて治療を開始すれば肺機能の低下を防ぐことができます。

◇COPDは全身の病気を引き起こす
・認知症
・うつ病
・脳血管障害
・肺がん
・肺炎
・高血圧
・心不全
・胃潰瘍(かいよう)
・胃食道逆流症
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
・骨粗しょう症
・筋力低下
・閉塞性(へいそくせい)動脈硬化症

◇治療を続けないとフレイルの可能性も
COPDになると、息苦しさから活動量が減り、体を動かさないため筋肉が萎縮し、筋力が低下します。筋力が低下すると要介護に近い「フレイル」という状態になりやすく、COPD患者はフレイルになりやすいと言われています。逆に、早期受診によってCOPDの治療をすることによって、フレイルを防ぐことができます。

COPDはたばこを吸わなければ防げるか進行を緩和することのできる疾患です。
人生100年時代と言われる現代、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる」健康寿命を延ばしていきましょう!
5月31日金は「世界禁煙デー」、5月31日金~6月6日木は「禁煙週間」です。この機会に、COPDや喫煙による悪影響について、今一度考えてみませんか?

問合せ:健康づくり係
【電話】223-3533

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