■10月8日 走り続けて4万5000人
~トロッコ20周年記念祭~
平成15年(2003)10月5日、当時完成したばかりの赤駅前で警笛を鳴らし、運行がスタートした赤村トロッコ油須原線。20周年を迎えた10月の運行日に合わせ、記念祭が行われました。
当日はトロッコの運行に加え、駄菓子つかみ取り体験や、パトカーや消防車との撮影スペースの設置、源じいの森所有のキャンプギア展示、田中商店(灰坂)の1日限定出張販売など、来て楽しい、乗って楽しいイベントとなりました。
記念すべき4万5000人目の来場者となったのは北九州市小倉南区から訪れた平井想杏(ひらいそあ)さん。家族で源じいの森バンガローに宿泊した帰りに、チラシを見て立ち寄ってくれました。
運行を行う赤村トロッコの会はもとより、役場職員や地域おこし協力隊、北九州市立大学の学生らが一体となり行われた記念祭。コロナ禍から脱し、月1回の通常運行を再開したトロッコは、11月12日(日)に今年の最終運行を迎えます。
■9月20日 手で触れ感じる自然学習
~分校児童が手刈り体験~
上赤分校に通う1、2年生が田植え体験で植えた苗が成長し、昔ながらの手作業による稲刈り体験が行われました。6月に植えた長さ10cmほどの苗は、大粒の実をたくわえた黄金色の稲穂へと変わり、鎌を手に持った児童たちは、地域の人の助けを借りながら刈り取りました。今回収穫した稲は天日干しし、脱穀体験やしめ縄づくり体験に用いられるとのことです。
分校では米作りを通じた自然学習が毎年実施されてきました。校舎内では過去に制作したわらじや正月飾りなどが展示されています。
■9月8日・14日 知っておきたい認知症のこと
~オレンジカフェ・養成講座~
包括支援センターは認知症に関する取り組みを行っています。9月8日に源じいの森温泉で開催したオレンジカフェ(相談・交流の場)では16人が参加しました。見立病院の協力のもと、タッチパネルを使った脳の健康チェックや、保健師や看護師による健康相談などを実施しました。次回は11月9日(木)に保健センターで開催します。お気軽にお越しください。
9月14日には赤小4年生を対象に認知症サポーター養成講座を開催しました。見立病院から講師を迎え、〇×ゲームや寸劇を通して児童たちに認知症について楽しく学んでもらいました。
■9月21日~30日 事故の無い村づくりへ
~秋の交通安全県民運動~
赤小中学校前交差点や上赤分校前で街頭啓発が行われ、田川交通安全協会赤支部(嘉久一幸(かくかずゆき)支部長)ほか駐在所や役場の職員などが通学路の安全を見守りました。
福岡県では今年に入って交通事故が増えており、10月18日時点で既に79人が亡くなっています(前年同期比27人増)。日没が早まる秋以降は夕暮れと帰宅時間が重なるため、特に事故が増える傾向にあります。早めのヘッドライト点灯や、歩行時における反射材の活用など、事故のない村を目指していきましょう。
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