4月2日から8日までは発達障害啓発週間です
4月2日は、国連で定められた「世界自閉症啓発デー」です。自閉症のことを知ってもらうため、世界各地で自閉症のシンボルカラーである「青」を使用したライトアップやイベントなどが行われています。
日本では、「自閉症」だけではなく、「発達障害」と合わせて理解していただくよう4月2日から8日までの一週間を「発達障害啓発週間」としています。日本自閉症協会と厚生労働省が主体の世界自閉症啓発デー日本実行委員会では、ブルーライトアップイベントなどを通して、自閉症をはじめとする発達障害の人やその家族に対する社会全体の理解促進を図っています。那珂川市は世界自閉症啓発デー日本実行委員会の活動を応援しています。
◆「自閉症」とは
自閉症は病気ではなく脳の発達の仕方の違いによる生まれつきのものだと考えられています。自閉症の特性があると、言われていることがよくわからなかったり、当たり前に思われていることへの対応がわからなかったり、音や光がうるさすぎ・まぶしすぎて、つらいことなどがあります。
◆こうしてみよう〜自閉症への対応〜
自閉症の人には会話が苦手な人が多くいます。絵を使ったり、短い言葉を使ってみたりとその人に応じた分かりやすい話し方をしてみてください。
過敏で、人込みや大きな音、光といった刺激を苦手とする人も多くいます。その人が安心できる環境をつくってあげてください。
新しいことやいつもと違うやり方には戸惑うことがあります。どうすればよいのか具体的に教え、良い関係のまま、穏やかに根気よく接してください。
問い合わせ:障がい者支援課 障がい者支援担当
【電話】953-2211(内線132~134)
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