〔標語〕1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~
実は、飯塚市民の約2人に1人が生活習慣病で亡くなっています。
生活習慣病について知り、今から予防を始めましょう。
■生活習慣病とは
食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。
日本人の死因の上位を占める「がん・心臓病・脳卒中」などは、生活習慣病に含まれます。
飯塚市民の死因についても上位3つを生活習慣病が占めていることから、とても身近にある疾患であることが分かります。
生活習慣病の多くは、発病してもかなり進行するまで自覚症状がほとんど現れないという共通点があります。
生活習慣を改善することで、これらの疾患の発症・進行が予防できるとされています。
参考資料:福岡県保健統計年報(令和3年度版)
■健康寿命の延伸
健康で自立した生活を長く続けられるようにするためには、健康寿命を延ばすことが大切です。
平均寿命:0歳における平均余命のこと
健康寿命:健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと
参考資料:厚生労働省 健康寿命の令和元年値について
■生活習慣病の予防
・たばこは万病のもと
・今より10分多くからだを動かそう
・食事は腹八分目に
・しっかり休養してリフレッシュ
・アルコールは少量に
・多くの物事に接してイキイキした生活を
飯塚市では、がん検診・特定健診・若年者健診、運動教室、食育講座、健康相談などを実施しています。生活習慣病を予防し、早期発見・早期治療を心がけ、健康寿命の延伸を目指しましょう!
■9月3日(ぐっすり)は睡眠の日~ぐっすり眠るためにやることリスト
●日中の運動・身体活動を増やす
日中に体を動かし、適度な疲労を感じることで寝付きが促され、中途覚醒が減り、睡眠の質が高まります。「習慣的に」運動している人の70%以上は睡眠の質がよいことがわかっています。ただし、寝る前2~4時間の運動は、かえって目を覚ますので避けましょう。
●就寝前にリラックスし、嗜好品(しこうひん)に注意する
寝る前にリラックスすることは寝付きをよくするために効果的です。ただし、飲酒や喫煙などの嗜好品は使用する量やタイミングを誤ると、かえって睡眠を悪化させ、健康を害すことがあります。次のことに気を付けましょう。
・寝る2時間前の食事は控える
・夕方以降はカフェインを控える
・スマートフォンやパソコンの利用を控える
・喫煙をしない
●寝室の環境を整える
光…朝はカーテンを開け、室内に光を取り入れましょう。夜は室内照明を弱くして光の量を減らし、できるだけ暗い環境で眠りましょう。
音…騒音は眠りを妨げるのでできるだけ静かな環境で眠りましょう。落ち着いた音楽を聴くと寝付きがよくなります。
温度…室内は快適と感じられる適度な室温を心がけましょう。寝る前にお風呂に入り一度体温を上げることで、その後に体温が下がりやすくなり、眠りにつきやすくなります。
○眠れない時は…
自分に合うリラックス法を見つけ、就寝前に行いましょう
・アロマ
・アイマスク
・静かな音楽を聴く
・入浴、足湯 など
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:健幸保健課 健幸都市係
【電話】0948-96-8614
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