令和5年度の全国学力・学習状況調査が4月19日に前期6年生と後期9年生を対象に行われました。
■香春町の子どもたちの健やかな成長を目指して
今年は国語、算数・数学に加え、9年生で英語が実施され児童・生徒が一生懸命に取り組んでいました。
その結果をもとに、教育委員会と学校がしっかり連携し、児童・生徒の学力の向上に取り組んでいます。
開校3年目となり、地域の皆さまのご協力をいただき、学校の取組もどんどん活発になってきています。
今回は、児童・生徒の質問紙調査の中から「日頃の生活習慣」、自分を大切にする「自尊感情」、知識や思考力を高める「読書」に関する項目の調査結果から子どもたちの実態を見てみました。
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子どもたちは、将来に向かって心も体も成長していきます。だからこそ、今できること、今やらなければならないことにしっかり取り組んでいかなければなりません。そのためには、家庭、学校、地域、行政が連携し、様々な課題解決に取り組み、香春町の子どもたちの健やかな成長を目指していく必要があります。
今後とも、保護者・地域の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
■調査結果の考察
・「朝食を毎日食べている」は6・9年生ともに全国平均よりも低く、「自分で計画を立てて勉強している」に関しては、9年生が全国平均より低くなっています。規則正しい生活習慣や学習習慣を身につけることが大切です。
・「自分にはよいところがある」「将来の夢や目標を持っている」「人の役に立つ人間になりたい」という感性や感情はこれから成長していく子どもたちにとってとても大切なことです。「自分にはよいところがある」で、9年生が全国平均より低くなっていますが、他の項目は全国平均を超えています。これは、子どもたちの自尊感情の高まりを表していると言えます。
・「読書が好き」については、残念ながら6・9年生ともに全国平均より低くなっています。読書は、記憶力や集中力を向上させ、文章力や会話力にもつながると言われています。時間があるときに、本を手にして読書をする習慣の定着が望まれます。
問合せ:学校教育課 学校教育係
【電話】32-8409
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