災害時への備えとして、ハザードマップで自宅の地域が洪水・浸水想定区域や土砂災害警戒区域などの区域内に含まれているのかを確認し、日ごろの備えや、災害時の適切な行動につなげられるようにしてください。
■香春町災害対応ガイドブック
地域に暮らす私たちは、お互いに助けたり、助けられたりする関係にあります。正確な情報や正しい知識を知り、近所や地域の人たちとのつながりを保つことが、自身や家族の命を守ることにつながります。
01ページ)避難情報
土砂災害や洪水など、危険度の高まりに応じて、避難情報を発令しますので避難開始の参考としてください。
02ページ)避難行動
立ち退き避難などのタイミングを決める、情報や行動について知りましょう。
03ページ)水害(洪水)
強い雨が広範囲に、長時間続くときに洪水災害が発生する危険性が高まりますので、発生のメカニズムを知りましょう。
08ページ)日頃の備え
大規模な災害が発生した場合、救援物資がすぐに届くとは限りません。家庭内備蓄と非常時持ち出し品を確認しましょう。
09ページ)災害時に役立つ知識
災害発生時の家族の安否確認方法やいざという時の連絡先など、事前に登録するものや知っておくべきことを確認しましょう。
10ページ)避難時の心構え
災害が迫ったとき、置かれた状況は1人1人違います。自ら判断し、命を守る最低限の行動を心得ましょう。など、災害に関する情報が掲載されています。
※ハザードマップの冊子版については、香春町役場庁舎の総合案内、総務課窓口で配布しています。
問い合わせ先:総務課庶務係
【電話】32-2511
■出水期に備えて確認を
6月から10月は、集中豪雨や台風などで川が増水しやすい時期(出水期)です。
香春町を含む九州北部で、線状降水帯が発生する可能性があると情報が出た際は、避難の準備を始めてください。
線状降水帯は、短時間に集中して大雨をもたらし、警戒レベルが一気に上がる可能性があるため、大雨に気づいて避難の準備をすると、避難行動が制限されてしまうかもしれません。
普段からすぐに避難行動ができるように準備することが大切です。
「避難が間に合わなかった」「逃げ遅れた」といったことがないようにしましょう。もし、水害で危険が差し迫った場合には、頑強な建物の上階に避難することも有効な避難方法です。
また、増水した川や側溝の流れの勢いは、想像より速く強いため、絶対に見に行かないようにしてください。
身体・生命・財産を守る行動を心がけましょう。
これからの出水期は特に災害情報に注意し、発表される警戒レベルや起こり得る災害に対して万全の備えをお願いします。
今年に入り、日本を含む環太平洋地域での地震火山活動が活発になっており、南海トラフ地震にも注意が必要です。ニュースなどで注意喚起されていますので、普段から防災を心がけてください。
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