〔特集2〕防災力向上

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台風第13号からもうすぐ1年。教訓を生かし、次の災害に備える。

■[A]動き出した応急・緊急的な対策
1.内郷地区の排水路の整備
豪雨時に慢性的に冠水被害が発生している内郷宮町金坂地内における冠水被害を緩和します。
2.金坂川河川改良事業
豪雨時に浸水被害が発生している内郷宮町蛭子地内(普通河川金坂川周辺)における浸水被害を軽減します。
3.垂直避難場所として内郷二中などの活用
平屋住宅にお住まいの方などが、緊急一時的な避難場所として活用できます。
4.本市の広域性を踏まえた避難情報の発令
北部と南部などエリアを分けて避難情報を発令することで「じぶんごと化」への意識を高め、危機感を持ってもらいます。
5.地域住民による臨時集積所設置の仕組み創設(全国初)
地域住民が主体となり、あらかじめ臨時集積所の設置場所を決定しておくことにより、災害翌日から開設可能に。

■市民の皆さんへ
今後の被害軽減策として、内水対策浸水センサーの設置・危機管理型水位計・ライブカメラの増設・利用実態のない管理者不明橋の撤去・自主防災組織の強化などの対策を行う予定です。
これから、本格的な台風シーズンを迎えます。市では、市民の皆さんが安全に避難していただけるよう、早めに高齢者等避難・避難指示を発令しますので「災害対応のじぶんごと化」の意識を高め、早めの避難を心掛けてください。
逃げ遅れゼロ、災害死ゼロに向け、ともに自助・共助・公助の3つの力を高めていきましょう。

■防災マップを確認しよう
防災マップで地域の災害リスクや最寄りの避難所を確認し、避難ルートや家族との連絡方法などを事前に決めておきましょう。