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自治体の皆さまへ

【特集】認知症を考える(1)

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福島県二本松市

■「わがこと」として考える認知症
◆9月は認知症月間です。
実は意外と身近な認知症。
あなたの身近な人が、はたまた自分が認知症になったら…
認知症になることは、特別なことではありません。
この機会に、認知症を「わがこと」として考えてみましょう。

◆認知症ってどんな病気?

~認知症になっても安心して暮らせる社会の実現には、認知症についての正しい理解を広めることが重要です~

◆ともにまなぶ
▽認知症サポーター養成講座
市では、地域包括支援センターと協働して認知症への正しい理解や接し方などの支援を学ぶ「認知症サポーター養成講座」を開催しています。
認知症サポーターとは、何か特別なことをする人ではありません。認知症への誤解や偏見をなくし、本人やその家族をあたたかく見守る『応援者』です。また、市内の企業と協働し、従業員に認知症サポーターになってもらうことで、業務に活かす取り組みも進められています。
成田町の昭和タクシー株式会社で開催された講座では、従業員の皆さんは、講師に質問をしたり、日頃の業務を振り返りながら教材動画を見るなど、忙しい業務の合間にも真剣に取り組んでいました。
講座を受講した方には、認知症サポーターである証として「オレンジリング」が手渡されます。市内ではこれまで、4471人の方が認知症サポーター養成講座を受講しました。認知症への理解を進めることで、共に生きていくまちづくりの推進を目指しています。

◆わをひろげる
▽オレンジカフェ
認知症となったご本人、ともに暮らす家族や友人、それぞれに「気持ち」の変化が訪れます。それは、困りごとだったり、不安だったり。また、寄り添おうと思ってもうまくいかない、つい怒ってしまう…そんな時に自由に参加できる語らいの場が「オレンジカフェ」です。
東和地域で開催されている「はやまカフェ」では、ケアマネジャーや介護施設の職員も参加しており、地域の情報交換や案内の場にもなっています。
初めて参加する方でも安心できるよう、自己紹介からはじまり、みんなで体操やミニゲームを行い、語らいの場では最近あった出来事などに思わず笑みがこぼれます。
悩んだり塞ぎこんでいる気持ちも、話をしたり、外に出ることでスッキリすることもあります。悩みの相談はもちろん、新しい交流の場としても、参加してみませんか?

◆たのしくよぼう
▽いきいき百歳体操
いくつになっても元気でいたいけれど、年齢を重ねると難しい、と思っていませんか?
いきいき百歳体操は、気軽に始めることのできる筋力アップの体操で、手や足に重りを付けて行う、ゆっくりとした動きの体操です。
年齢と共に筋力は低下してしまいますが、90歳を超えてからでも筋力アップは可能です。体操は、介護予防にも効果があると実証されており、筋肉をつけることは、動きを軽くし、怪我の防止にもつながります。

▽通いの場
高齢者の方の健康づくりを目的として各地域や団体で実施されている通いの場では、百歳体操などの運動を中心に活動しています。
定期的に地域の方と顔を合わせて活動することで、お互いの見守りや交流の機会になります。
新たに活動したいと考えている方への応援メニューもあります。仲間と楽しく運動する機会を見つけてみませんか。

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