セシウムの吸収を抑制するためには、生育初期に土壌中の交換性カリ含量を高めることが重要です。震災後、初めて使用するもみすり機などは、もみで「とも洗い」し、土ぼこりが子実の表面に付着するのを防ぎましょう。詳細は、市ホームページをご確認ください。
【稲】
稲わらなどを使った土づくりを基本に、土壌分析(カリ)を行います。吸収抑制効果の高い塩化カリを施用し、土壌中の交換性カリ含量の目標値を確保した上で、慣行の基肥を施用してください。なお、土壌分析を行うことができない場合は以下の表を施用量の参考にしてください。
稲わらやたい肥の投入は、水田の土づくりの基本技術であり、毎年投入することで交換性カリの安定した補給源になります。
※塩化カリの目安が少ない地区であっても、稲わらを継続して持ち出すと交換性カリが減少します。必ずカリ質資材やたい肥などを施用してください。
【大豆、そば】
たい肥などを使った土づくりを基本に、土壌分析を行います。吸収抑制効果の高い塩化カリまたは硫酸カリを用いて土壌中の交換性カリ含量の目標値を確保した上で、慣行の基肥を施用してください。
問合せ:農政課農業振興係
【電話】573-5635
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