ここでは市内に生息する動植物を紹介します。
■今回紹介するのは「アキノエノコログサ」
アキノエノコログサは、イネ目イネ科に属する植物です。1年草で、春に発芽し、夏から秋に花を咲かせて実を付け、冬には根まで枯れます。
茎の高さは40cmから100cmほどで、茎には細長くとがった葉が互い違いに付きます。葉脈が平行になっているなど、葉には単子葉植物の特徴がみられます。花は淡い緑色で、何回も枝分かれして付き、それぞれの枝が短いので、全体では円柱形になって、その先端が垂れ下がります。
いわゆる「ねこじゃらし」の一種ですが、近親種のエノコログサがその代表種といわれる一方で、圧倒的に数が多く、身近な場所でよく目にするのはこのアキノエノコログサです。
北海道や本州、四国、九州に分布します。
市内では全域に分布し、林や道ばたなどでよく見ることができます
問合せ:環境生活課
【電話】39-1221
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