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[ジェンダー特集]いま、求められる女性デジタル人材(3)

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福島県会津若松市

■女性デジタル人材を数多く輩出!会津大学の取り組みを紹介
会津大学は、ICTの研究と教育に特化した国内トップレベルの大学として、数多くのデジタル人材を輩出しています。ここでは、会津大学の女子学生向けの支援や取り組みの一部を紹介します。
▽女子学生学習奨励金支給制度(返還不要)
期間:令和6~9年度
対象:一般選抜・学校推薦型選抜・早期入学で入学した女子学生のうち、入試成績が良好な20人
支給額:1人あたり25万円を入学後に支給

問合せ:会津大学学生課
【電話】37・2723

▽会津大学を愛する学生グループ『ヅ大を推す会』
現役の女子学生が、大学生活の不安や悩みをサポートします。昨年8月のオープンキャンパスでは、進学を考える高校生の悩み相談を行いました。また、大学パンフレットの別冊を作成し、卒業生インタビューを通して卒業後の多様な働き方を紹介しました。

問合せ:会津大学学生部
【電話】37・2657

▽女性デジタル人材育成シンポジウム
2月18日に開催されたこのシンポジウムでは、「今、求められる女性デジタル人材」をテーマに、基調講演やパネルディスカッションを通して、参加者とともに女性活躍推進について考えました。

問合せ:会津大学企画運営室
【電話】37・2500

■学生の声を紹介
▽迷わず、飛び込んでみて
江川伶(れい)さん 会津大学大学院コンピュータ理工学研究科博士前期課程1年
親がシステムエンジニアなので、もともとITは身近な存在でした。今は、高齢者のための転倒検知システムの開発に取り組んでいます。私自身、一人暮らしの祖父がいるので、離れて暮らす家族も安心できるシステムを作りたいと思っています。
高校時代に海外に留学し、現地の貧しい暮らしや学校に通うことができない子どもたちの姿に衝撃を受けました。将来はそうした厳しい環境にある地域の課題解決に、ITの力で貢献できるエンジニアになりたいと強く考えています。
会津大学は、女子学生が少ないですが、学ぶ上で困ることはありません。大学からの支援もありますし、私たち学生もサポートすることができます。会津大学で学べることは貴重ですし、ITを学ぶことで、これからもずっと必要とされる人材になれると思います。専門性の高さや女子学生の少なさにためらわずに、飛び込んできてください。

■デジタル人材の育成へ向けて~デジタル未来アート事業~
市では、地元ICT企業や会津大学などと連携し、未来を担うデジタル人材の育成や新たな仕事づくり、デジタル技術を使った子どもたちの遊び場づくりを進めるため「デジタル未来アート事業」を実施しています。この日は、若松第一中学校で女子生徒限定のプログラミング講座*を開催し、女子生徒6人が参加しました。透明なバッグにLEDランプを取り付け、ランプの光る順番や時間などをプログラミングして、思い思いの「光るバッグ」を制作しました。
*上ページで紹介した千葉明恵さんも関わっているプログラミング講座。詳細は右のQRコードからご覧ください
※QRコードは本紙をご覧ください。

問合せ:スマートシティ推進室
【電話】23–4186

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