文字サイズ
自治体の皆さまへ

[移住特集]帰って暮らしてあいづわかまつ(1)

5/48

福島県会津若松市

本市の人口は、平成7年の13万7千人をピークに減り続けており、最近では毎年、千人以上のペースで減少しています。
一方で、市の相談窓口や支援制度を利用して本市に移住した人は増加していて、昨年度には100人近くになりました。
この特集では、本市に移住した皆さんに、移住のきっかけや会津地域の魅力、現在のライフスタイルなどのお話を伺います。
また、移住を考えたり、実際に移住したりするときの不安を解消するために利用できる、各種支援制度を紹介します。
生まれ育ったふるさとへのUターンを考えている人、「田舎」での暮らしに興味がある人、家族の都合で移住する人……。ライフスタイルが多様化する現代において、本市へ移り住む理由はさまざまです。
この機会に、あなたも本市での暮らしについて、身近な人に伝えてみませんか。

■CASE1 U・Iターン
▽板橋さんの移住履歴
福島県←茨城県←台湾・東京都←和歌山県(初華さん)
福島県←茨城県←福島県(佑歩さん)

▽移住前に思い描いていた通りの生活を楽しんでいます
――本市への移住のきっかけを教えてください
〔佑歩さん〕進学で一度は会津を離れましたが、子どものころから会津の自然が大好きで、いつかは地元に戻りたいと思っていました。妻も地方での自然に囲まれた暮らしを希望していたので、Uターンすることにしました。
〔初華さん〕夫のUターンを機に、会津に移住しました。人ごみや満員電車に悩まされることのない、ゆったりした生活が気に入っています。会津に来てから、保護猫の支援などのボランティア活動に参加していますが、これも会津での生活で、気持ちに余裕が生まれたからこそなのだと思います。

――本市での仕事と、これからやってみたいことを教えてください
〔佑歩さん〕IT系の企業で仕事をしています。大学院では植物の生育について専攻していたので、将来的にはITを活用して、会津の農業や自然環境の課題を解決したいと考えています。
〔初華さん〕市内の事業所で、障がい者雇用を主に担当しています。会津でも学生時代の専攻分野を活(い)かせる仕事に携わることができて良かったです。
また、私自身が台湾をルーツにもつので、今後は仕事でもプライベートでも、言語や文化の相違などで支援が必要な人に関わっていけたらいいなと思っています。
それから、自然豊かな環境にいるので、登山などの趣味の時間も充実させたいです。実は、登りたい山リストも作ってあるんですよ。ぜひ、磐梯山にもチャレンジしてみたいですね。

▽板橋初華(いちか)、佑歩(ゆうほ)さん
今年から本市に移住。移住を考えている人へのアドバイスは「まずは移住先の窓口を積極的に利用すること、そして実際に土地を訪れ雰囲気を感じてみること(初華さん)」。

■CASE2 Iターン
▽須田さんの移住履歴
福島県←東京都←大分県・アメリカ合衆国←大阪府

▽働く人にヨガを届け、人々の人生を豊かにしたい
――本市への移住のきっかけを教えてください
元々は、趣味のスノースポーツのために会津地方を訪れていました。当時は東京でキャリアアドバイザーの仕事をしていましたが、なかなか自分の時間がとれず、転職を考えていました。そんなときに、ヨガに出会い、それが自分に向き合う時間や、今後の人生について考えるきっかけになりました。その後、知人から磐梯町でのゲストハウスの立ち上げに誘われて、会津地方への移住を決意しました。
移住後、ゲストハウスの運営からは離れましたが、ヨガに出会い大きく人生が変わった経験から、以前に取得していたヨガインストラクターの資格を活かして、自然豊かな会津で仕事を続けたいと思いました。会津でも、たくさんの人にヨガにふれてもらい、多忙な生活の中でもリフレッシュできる時間を楽しんでほしいですね。

――本市の魅力を教えてください
会津若松は大自然を楽しめる猪苗代エリアにも隣接していますし、ヨガ教室のインストラクターとして会津各所に出向くことが多い生活の拠点としてちょうどよい立地です。交通のアクセスが良く、住まいの選択肢が多いのも魅力的ですね。
将来的には、磐梯山を眺めながらリラックスできるような場所にヨガスタジオを立ち上げて、もっとたくさんの地元の皆さんに癒しの時間をお届けしたいです。

▽須田茉衣子(まいこ)さん
ヨガ・SUPYOGAインストラクターキャリアアドバイザー
大阪府出身。2022年より本市に移住。移住する際に大切にしたことは「地元の人とのつながり」。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU