9月24日(火)から30日(月)は「結核予防週間」です
■結核は過去の病気ではありません
県内では、令和5年に123人が新たに結核と診断され、そのうち65%近くが65歳以上の人でした。
結核は、結核菌によって肺に炎症を起こす感染症で、結核が進行すると、自分でも気付かないうちに周まわりの人々にうつしてしまうことがあります。
結核は早期発見・早期治療により治すことができる病気です。結核について正しい知識をもち、予防しましょう。
▽こんなときはすぐに病院へ
結核の初期症状は風邪の症状と似ているため、見逃してしまいがちです。重症になる前に、次のような症状がある場合は、早めに受診しましょう。
・咳が2週間以上続く
・痰(たん)がでる
・体のだるさが続く
・微熱が長引く
・胸が痛む
・体重が急激に減少する
▽康診断を受けましょう
高齢者の結核は、咳や痰などの目立った症状が現れにくいのが特徴です。65歳以上の人は、結核の健康診断を受診する義務があります。日ごろから健康状態に注意し、年に1回、胸部レントゲン検査を受けましょう。
また、検診などで胸部レントゲン検査の精密検査が必要となった場合は、自覚症状が無い場合でも必ず受診しましょう。
▽生後1年までにBCGワクチンを接種しましょう
BCGは、結核に対する免疫を付けて、乳児の重症化を防ぐ予防接種です。生後5か月から8か月に、必ずBCGワクチンを接種しましょう。
問合せ:健康増進課
【電話】39・1245
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