市が行っている、令和5年度上半期の内部被ばく検診と個人追加外部被ばく線量測定の結果をお知らせします。
◆内部被ばく検診結果(上半期)
実施期間:令和5年4月~9月
受診者数:1546人(うち小・中学生1327人、高校生以上219人)
検査結果:放射性セシウムが検出された方は、高校生以上で1人でした。
▽放射線健康対策委員会の評価
体内に放射性セシウムを取り込んでいる方の割合は、非常に低い状況です。このことから現在、市内では、飲料水や地場産食品などの摂取による内部被ばくのリスクは、非常に低く抑えられています。これまでの検査結果から、通常の流通食品を食べる生活を続けていれば、内部被ばくは、十分に低く抑えられることが判明しています。しかし、水道水や地場産食品に不安を持つ方もいますので、今後も引き続き積極的な情報提供を行います。
◆個人追加外部被ばく線量測定結果(下半期)
▽実施期間・測定者数
令和5年度
1回目(令和5年4月~6月)450人
2回目(令和5年7月~9月)455人
▽実施結果
平均で0.06ミリシーベルト(mSv)と、これまで同様の低い値となりました。測定結果を年間の追加外部被ばく線量に換算・推定すると、1mSv未満の方が865人となり、上半期の全905人のうち95.6%を占めました。
▽放射線健康対策委員会の評価
これまでの科学的知識で判断すると、昨年度の結果同様、測定者全員の被ばく線量は、健康影響が心配されるレベルではありませんでした。
問合せ:健康づくり課
【電話】44-2121
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