《めざす生徒像》
(知)自ら学ぶ生徒
(徳)礼儀正しく思いやりのある生徒
(体)心身ともに健康な生徒
■第49回玲瓏祭
10月14日(土)に「第49回玲瓏祭」が行われました。今年のテーマは矢内優菜さん(3の2)が考えた「Smile~笑顔の花畑~」です。ご多用の中、来賓の方々や多くの保護者の皆様にご来場いただきありがとうございました。
計画・準備、そして当日の運営等、子ども達が主体となって進めてきました。その分、時間が押してしまい、最後のプログラムは火曜日に延期となりましたが、子ども達の中では、思い出に残る文化祭になったようで嬉しく思います。
私にとっては、初めての古中の文化祭でした。当日は、1人の観客として十分楽しませていただいたのと同時に、教師としても普段の授業や部活動の姿からは想像できない生徒の違った一面を見ることができて生徒理解を深めることができました。「学年発表の動画編集を行った」「学年発表のステージ上で役を演じている」「ダンスを披露している」「マイク片手に場を盛り上げている」「こんなに楽しそうな姿を初めて見る」など、私が知らなかった生徒の姿をたくさん見ることができました。
「しゃべりで表現する人」「ダンスで表現する人」「文字や絵・映像で表現する人」など、表現のしかたは様々ですが、自分らしく堂々と表現している姿はカッコ良く、見る人の心を揺すります。生徒の発表を見ていて、自分の強みや良さを自分でわかっていて、それを表現する術(すべ)をもっているのはとても素晴らしいことだと感じました。また、文化祭などの行事に限らず、日々の授業等における教育活動の中で、生徒が自己表現をできる場(機会)を設けることの大切さにも改めて気づかされました。1つの大きな行事を成功させるのに、多くの時間と労力を費やしますが、その分の成果が確実に表れるので、「大変だったけど、やって良かった」これに尽きます。
◎時間切れで残ってしまった実行委員会企画のエンディング(スライドショー・くす玉割り)と最後もう1度閉会宣言を行いました。
※「文化祭の表彰」は、本紙P.12をご覧ください。
■学校研究公開
古殿町の小中学校は、令和3年度より3年間にわたって県が進めてきた『ふくしま「未来の教室」授業充実事業』の実践協力校に指定されていました。その研究の成果として学校公開(研究授業と協議)が行われ、多くの先生方が来校しました。授業におけるICT(タブレット)やAIドリルの活用により、各教科の資質・能力の育成を図ることを目的とするものです。
この日の参観授業は、3年1組の理科(授業者:沼田先生)でした。多くの参観者に囲まれながらも、生徒たちは普段通りに授業を受けていました。
授業後に指導助言をいただいた福島大学の先生が「今まで多くの授業を見てきたが、たくさんの人に見られても生徒が動じない授業には共通点がある。それは『主体的・対話的で深い学びの授業』が実践されていると、生徒は学びに集中するので、周りの状況に関係なく、普段通りの姿を見ることができる。」と言っていました。確かにその通りだと納得しました。
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