「最近足取りが重くて歩くのが大変」「昔より食べ物をかめなくなった」といったことはありませんか。それは介護が必要になる一歩手前の状態「フレイル」かもしれません。要介護状態になる前に予防しましょう。
■フレイルとは?
フレイルは、健康な状態と介護が必要な状態の中間のことです。
年齢とともに体力が低下し、体のさまざまな部分の筋肉量が低下してしまうことで、日常的に活動量が低下し、足腰やかむ力が弱まります。また、自宅で過ごす時間が増えることで活動量が減り、フレイルになりやすい環境になっていきます。
▽2月1日はフレイルの日
2月1日の語呂合わせ「フ(2)レ(0)イ(1)ルから制定されています。
■フレイルは健康な状態に戻れる
フレイルが進行して要介護状態になると、健康な状態に戻ることが難しくなります。しかし、フレイルの状態であれば、少しの運動などを継続することで、健康な状態に戻ることができます。要介護状態になる前に、今から予防をして、健康な生活を目指しましょう。
●(Point)予防のポイント
▽(1)運動
今より10分多く、できる範囲で運動しましょう。運動は、筋力向上のほかに、食欲や心の健康にも良い影響があります。
▽(2)食事
たんぱく質を中心にバランスのとれた食事を3食欠かさず、よく噛んで食べましょう。歯磨きや入れ歯・舌のケアも大切です。
▽(3)社会参加
外出や交流をしましょう。楽しみや目標を持つことがフレイル予防につながります。
参考:高齢社会総合研究機構「イレブンチェック」
Q4、Q8、Q11では「はい」、それ以外の質問では「いいえ」の数が多いほどフレイルの可能性があります!
問合せ:保健課 健康推進室
【電話】24-5223
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