文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちの未来を考えよう―タウンミーティング(4)

8/35

福島県国見町

■相互理解と共感のあるまちづくり
問:議会中継をライブ放送のみではなく、アーカイブも行ってほしい。
答:議会へ伝えます。

問:回覧文書の文字が小さくて読みづらいので、高齢者に優しい、見やすいように配慮してほしい。カタカナや略字など分かりにくい単語も多い。
答:回覧などは、読みやすいようにできるだけ気を配っていますが、文字の大きさなど、さらに工夫します。

問:名札を付けていない職員が多い。服装も含めて徹底してほしい。
答:名札は支給しているので、付けるように徹底します。身だしなみ、対応などについても研修を行い、徹底します。

問:町内会で要望した箇所は一緒に見てほしい。
答:まず、要望箇所を一緒に見るよう指示しています。その上で、上司や専門業者に相談して対応策を検討するようにも指示しています。徹底します。

問:赤い羽根募金など、町で寄付しているのだから町内会では寄付しなくてもよいのではないか。
答:募金はその趣旨に賛同して行うものです。町内会費の中で協賛金として寄付している町内会、その都度集金している町内会とさまざまです。一概には言えないところがあります。

問:社会福祉協議会への寄付として1戸当たり1000円、町内会長は2000円だが、この金額の根拠は。会長だからと金額の設定をするのは今の時代にあっていない。
答:社会福祉協議会の特別会費については、役付きの方にお願いしてきた経緯があり、町内会長にも同様に特別会費をお願いしています。(社会福祉協議会回答)

問:町内会への補助について、備品への補助はないのか。
答:集会施設の新築、増改築などへの補助はありますが、用地取得、設計、備品購入などの経費の補助はありません。地区で対応ください。

問:総合計画の冊子を各世帯に配布しているが、立派な冊子でもったいないのでは。年配の方に横文字は難しい。
答:10年間の国見町のまちづくりについての計画です。理解いただくために世帯ごとに配布しました。インターネット印刷のため1冊300円程度と格段に廉価で作成しました。一方、カタカナが多すぎた点は反省しています。

問:広報くにみに町長のコラムがあるが、個人的なエッセイとも思えるが。
答:町の事業に参加した町民の様子や、その時々に感じたことをまとめています。広報紙にコラムを掲載している自治体の長はいます。近隣では伊達市長、川俣町長です。

問:10年後、農業従事者が高齢化して今までと同じように続けられるのか。町は、現状こうだからこんな未来を描くためのプランをこう考えていますと、議員たちと話し合っていってほしい。
答:町が決定した方針は議会に説明します。議会は、町の説明が不足していると判断した場合は常任委員会などを開き、説明を求めることができます。そうして相互理解を深め、議会は議決します。町民も町も議会も、真ん中にいるのは「町民」という意識と、国見の未来への意見を出し合ってまちづくりを進めたいと思います。

問:匿名でも常に問題を受け付ける窓口があって、どんな意見でもいいのでこの町をどうしたいかを集め、自分たちで決めたものが形になれば良いと思います。
答:名前を明らかにして意見が出された時は、できる限り応えることとしています。難しいことは難しいと説明しながら、次の方法を考えるようにしています。匿名の場合、対応に苦慮する意見が多くなります。

問:声なき声を集めるため、住民同士、行政、町全体が意見を交わせる場があればいいと思っています。もっと情報を広げて伝えてほしい。
答:広く情報発信、意見交換できるよう努めます。

問:意見箱を設置してはどうか。
答:意見箱を設置するのは良いのですが、名前が明記されていないとより深い意見の交換が難しいことがあります。双方向の仕組みを考えないと、町の真意が伝わりにくく難しいのではないでしょうか。

問:官民共創コンソーシアム「カプコ」は現在もあるのか。
答:今年3月末の時点で解散しているため、現在は機能していません。

問:第三者委員会は現在まで何回会議を開いたのか。
答:2回開催しました。

問:第三者委員会のメンバーは。
答:弁護士1人、大学教授1人、短大の教授1人の3人です。名前は新聞でも公表されていますので、ご確認ください。(その後、2人が辞任)

問:第三者委員会の委員のうち2人が辞任したことについて、町はどのように捉えているのか。
答:第三者委員会では、町として答えられることや町が知り得た事実は答えていました。また、辞任した委員からは、その理由は「一身上の都合」としか聞いていません。なお、第三者委員会は後任の委員が決まり次第、再開します。(その後、後任の委員は弁護士と大学教授に委嘱することが決定しました)

問:町民は、新聞やテレビで見た内容を真実だと受け止めるしかない。第三者委員会でも「町の不誠実な対応により調査の継続は困難」として辞任したと新聞で読んだ。町民に対して丁寧に説明したほうがよいのではないか。
答:新聞報道では、辞任した委員が町は情報を出していないかのような発言をしているようですが、町は提出できる資料については提出しています。事実を説明するという町の姿勢は変わりません。

問:今回の問題を第三者委員会に諮ること自体間違っていたのではないか。私たちは早く決着してほしいし、早く決着できるように進めてほしい。
答:問題があったとすれば何が問題だったのかを、町にも議会にも与しない中立的、客観的、専門的な視点から検証し、同じことを繰り返さないためにも委員会設置は必要だと思っています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU