■私たちにできる、ごみの減量化、始めてみませんかー
▼ごみの減量化POINT(1)刈り草の乾燥
草や木にはたくさんの水分が含まれています。草は水分を含んでいると燃えにくく、焼却するために多くの燃料が必要となります。草を乾燥させることで、減量化とともにごみ袋の節約にもなります。焼却コストの削減や地球温暖化対策にもなりますので、草や木は乾燥させてから出しましょう。
▽実験
ごみの減量手段の一つとして、刈り草を乾燥させる実験を行いました。
45リットルのごみ袋5袋分の草を刈り取りました。
計量後、ブルーシートの上で、草の天日干しを行いました。
実験日:令和5年7月25日、天気晴れ、最高気温36度)
▽1日乾燥させると…
・28.4kg
・15.1kg 13.3kg減(▲47%)
・5袋
・3袋 2袋節約
資料提供:愛知県稲沢市
▼ごみの減量化POINT(2)生ごみの水切り
生活系ごみの約3割が「生ごみ」です。
その生ごみの約80%が水分です。できる限り水分を減らすことが、ごみ全体の減量化につながります。
▽STEP01 水切り
三角コーナーや水切りネットを利用し、ギュッと水分を絞ってから捨てましょう。この一手間だけでも多くの水分を減らすことができます。
▽STEP02 乾燥
まとめた生ごみはすぐ捨てずに、一晩おいて乾燥させてから捨てましょう。電動生ごみ処理機を利用すれば、臭いも除去して乾燥させることが可能です。
▽STEP03 たい肥化
市販の生ごみコンポストを利用して、庭や畑で生ごみをたい肥化すれば、可燃ごみの大幅な減量化が可能です。
▼ごみの減量化POINT(3)正しい分別
もやせるごみ、もやせないごみ、プラ、びん、ペットボトル…。ごみの分別にはルールがあります。ごみ収集カレンダーや町ホームページで確認できます。正しい分別に取り組みましょう。
▽分別に悩むときは
ごみの分別に悩む時は、ごみ収集カレンダーや品名ごとに分別区分が記載した「家庭ごみの分け方・出し方ハンドブック」で確認しましょう。伊達地方衛生処理組合のホームページでも確認できます。
また、本紙右記の「福島県環境アプリ」では、ごみの分別のほか、町内の地区ごとに、その日回収するごみの種類をお知らせしています。
■生ごみ処理機モニター募集!
町は、ごみの減量化に向けて、生ごみを乾燥させる「生ごみ処理機」を無料で貸出し、その効果や利便性などを検証するモニター事業を6月から10月末まで実施しています。
対象:国見町民
実施内容:生ごみの計量・記録、アンケートの協力
貸出期間:1か月間
貸出台数:5台(3人用…2台、5人用…3台)
申請受付:住民防災課生活交通係
【電話】585-2116
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