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まちの未来は、私たちの未来。令和6年度国見町子ども議会

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福島県国見町

■子どもたちが考えたまちづくり
国見町子ども議会が7月17日、国見町役場の議場で開催されました。県北中学校3年生の生徒が子ども議長と議員になり、まちづくりに関する質問や提言をしました。
子ども議長の野村慧介さんが議会の開会宣言をすると、議員席に座る子ども議員の5名は、自分たちで考えたまちづくりに関する一般質問を行いました。町の移住施策や観光開発、魅力発信のイベント、空き家対策、くにみ学園構想、公共施設など、幅広い質問に引地真町長や担当課長が丁寧に答弁しました。
傍聴した生徒たちも、子ども議員の質問や町からの回答を真剣にメモをする姿が見られました。
町の将来を担う子どもたちが、まちづくりへの関心を高め、これからの町の在り方を考える貴重な機会となりました。

■子ども議長 野村慧介(のむらけいすけ)さん
▽子ども議会を終えて
いい経験になると思って議長に立候補しました。最初は緊張しましたが、徐々に慣れてきて、聞き取りやすいように意識しながら、後半は上手く進行することができたと思います。

■子ども議員 桵澤來楠(たらさわらなん)さん
Q.20代、30代の人が少ないと感じる。移住者を呼び込む施策は?
A.住む場所、働く場所、子育ての支援と情報発信を継続して取り組んでいきます。

▽子ども議会を終えて
若者が少なく、活気がないように感じたので、移住の質問をしました。町独自の移住施策があることがわかりました。各世代で意見交換できる場があるといいと思いました。

■子ども議員 八巻南菜(やまきなな)さん
Q.町のシンボル「阿津賀志山」を活用して地域活性化を!
A.林道整備や木材活用、イベント時の臨時カフェ開設など、今後も知恵を絞って取り組みます。

▽子ども議会を終えて
私たちが知らないだけで、阿津賀志山関連の事業を既に取り組んでいること、山頂での臨時カフェはイベント時に検討するなど、前向きな回答があって、うれしかったです。

■子ども議員 佐藤凪(さとうなぎ)さん
Q.町内店舗や特産品を活かしたイベントを開催し、魅力発信を!
A.提案いただいた内容は、イベントなどに取り込み、町の魅力を発信していきます。

▽子ども議会を終えて
提案したイベントは、本気で考えた内容だったので、今後の参考にしていきたいと言ってくれたので、提案してよかったです。いい経験になりました。

■子ども議員 大内弦人(おおうちげんと)さん
Q.「くにみ学園」の今後と、体育館やプールの建設・修理の予定は?
A.町の教育や施設は、皆さんの意見を聞きながら、今後の方針を検討していきます。

▽子ども議会を終えて
「くにみ学園」は、率直に気になっていたので、質問しました。公共施設については、僕たちの意見も聞きながら、検討していくと言ってくれたので、一緒に考えていきたいです。

■子ども議員 鈴木陸斗(すずきりくと)さん
Q.空き家を使った「ドッグカフェ」を開設して、動物愛護と町の活性化を図ってはどうか?
A.民間事業者が開設するときは町も協力したい。双方の課題に対応した、いいアイディア。参考にします。

▽子ども議会を終えて
町が直接開設できない理由を丁寧に説明してくれたので、納得しました。提案した「空き家×ドッグカフェ×犬猫里親募集」は、いいアイディアと言ってくれてうれしかったです。

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