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自治体の皆さまへ

第5回おおたまコミュニティ広場(2)

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福島県大玉村

■未来
◆未来の技術を取り入れていこう
○AIとの共存 コミュニケーションも大事に
AIやIoT技術(モノのインターネット)の普及によって動物や植物でさえもインターネットに繋げることが可能になりました。
例えば、農作物にAIやIoTを導入することで、水分量や土壌の情報をもとに、水分や肥料を与える量とタイミングを知ることができ、最適な方法で農作物を育てることが可能になりました。水や肥料の節約に繋がるだけではなく、農家さんの負担を減らす技術として、今後期待されていくと思います。
その他に、食糧危機を救う「昆虫食」や「環境にやさしい車」に乗るなど、未来を守るSDGsに繋がる選択をする必要があります。
しかし、私たちはAIやロボットが中心となる社会を目指しているわけではありません。AIやロボットと共存しながら、より豊かに生きることができる社会に向かおうとしているのです。一番大事なことは、AIはあくまで仕事や社会をよくする道具の1つであり、いつの時代も周りの人とコミュニケーションを大事に生活していくことを忘れてはいけません。

◆オーバーツーリズムに気をつける
○大玉村にも今後起こりうる!?
大玉村は自慢の山と水があり、自然も豊かで観光地としてとても魅力的です。そのおかげで野菜やお米が美味しく育ち、食の魅力もあります。
ですが、オーバーツーリズムという観光の課題についても考えなければいけません。観光客が増えてよい反面、様々なトラブルや問題が起こりうるかもしれないことを知っておく必要があります。
私たちはいつまでもふるさとの自然を守る心を忘れないでいたいと思います。
注釈:※オーバーツーリズムとは観光地を訪問する人が増えすぎて、環境破壊や交通渋滞、ごみ問題など地域や地元住民に負担をかけてしまうこと。

◆地域の行事に参加し関わりをもつ
○今後も継続して大玉村のためにできること
大玉村は、学校と地域の深いつながりがあることが村の良さであると思います。伝統文化や地域行事に参加することで地域への関心が高まり、様々な人との交流も生まれます。私たちが地域から学んだことや大玉村のPRを発信することは地元の活性化だけではなく、ふるさとを大事にしようとする心や未来へつなごうとする心を育てることです。
大玉村の良さを生かした活動を考えながら、今後も地域の行事に参加し、密接にかかわっていきたいと思います。

■第2部 デジタル時代の今、SNS利用を自分でコントロールするには?
インターネットの発達により、いつでも気軽に誰かと会話を楽しめて、情報収集ができるデジタル時代の今、特にSNSにおいては、使い方を誤ればその匿名性により誰かを傷つけたり、自分が傷ついてしまうことがあるかもしれません。
自分自身を守るためにもSNSと適度な距離間で付き合っていくことはとても大切です。子ども達が上手にSNSを活用していくためにはどのようにすればよいのか、班ごとに分かれて子ども達や保護者の方々、地域のみなさんで一緒に考えました。

▼今回は代表して、7班と11班が発表しました。
・7班 「食事中はスマホ禁止」大人も守れているか?
フェイクニュースを分別する力は身についているようにみえます。
子どもには大人がフィルタリングや時間制限等のルールを設けているのに、大人は同じように守れているのでしょうか。子どもだけではなく、家族で話し合って、ルールの見直しや更新をするなど、お互いが納得したルールをつくって、大人も一緒に自己管理していく必要があるのではないでしょうか。

・11班 子ども自身がセルフコントロールできるように見守る必要がある
大人が一方的に子ども達へSNS禁止や制限をしても、こっそり隠れてやる可能性は高いと思います。最初のうちは保護者の手助けが必要であり、子どもの成長にあわせたフィルタリングの設定やルールづくりをし、最終的には子ども自身がセルフコントロールできるように見守っていくことが大切なのではないでしょうか。

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