■「健康講話・ストレッチ体操を行いました!」
こんにちは。高齢者生活支援分野担当の山口愛です。寒さが厳しい毎日になりました。皆さん体調はいかがでしょうか?
さて、ここからは、昨年9月21日に行われた荒町サロンでの体操教室と、9月29日に行われたお元気クラブ(大八地区)について報告させていただきます。
まず荒町サロンでの体操教室です。今回は、保健師と一緒に参加させていただきました。保健師の方からは、『歯と栄養』について、私は『フレイル』についておはなしをしました。その後は、参加されている皆さんと一緒に体操を行いました。今回は、セラバンドを使った体操(写真参照)と、全身をほぐすストレッチを中心に行いました。セラバンドとは、ゴムの伸縮性を利用し、長さを調整することで簡単に体操ができるリハビリの道具です。参加されている皆さんからは「身体がスッキリした」「楽しかった」などの声がありました。現在はサロンの方でセラバンドを購入され、普段行っている体操に取り入れているそうです。12月7日には再び訪問させていただきました。セラバンド体操のやり方をあらためてお伝えし、一緒に体操を行いました。
次に、ゆ〜ゆ〜こまちで行われたお元気クラブについてです。講話のテーマは、「筋肉と健康・寿命の関係」です。講話の内容を少しご紹介します。
筋肉は水分を除くと約80%がタンパク質からできています。筋肉は体の重量全体に対し40〜50%を占める重要な器官です。皆さんは、筋肉を増やす方法をご存じですか?筋肉が増える・減るということは「一本一本の筋線維が太くなったり、細くなったりする」ということです。筋線維は非常に細くできていて、軽く動かしただけでもすぐに傷つき切れてしまいます。切れた筋線維はタンパク質などによってすぐに補修されます。このような働きを繰り返すとだんだん強い筋線維が作られ、切れにくくなっていきます。いわゆる「筋肉がつく、筋肉が太くなる」といった状態になります。(本紙16ページイラスト参照)そして、20歳を過ぎるころから少しずつ筋肉量が減っていき、70歳代では20歳代の4割程度に減少すると言われています。筋肉が落ちないように、日頃から運動の機会を作り、健康な毎日を送りましょう。
○今回の担当は…
山口 愛 隊員
担当:高齢者生活支援分野
主な活動場所:小野町役場
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