◆“日本一元気な町づくり” ふる里復興・創生「創出の年」
―いのちを守り、人を活かし・未来をつくる町―
令和6年第2回広野町議会定例会が6月11日から12日までの会期で開催されました。一般質問を経て議案審議がなされ、すべての議案が原案どおり可決されました。
会期初日には、遠藤町長が第1回定例会(3月開催)以降の町政経過報告を行いました。町民の皆さまにお伝えしたいことがたくさん盛り込まれていますので、主の内容の抜粋を掲載します。
◇総務課
4月13日、行政区長会議を開催しました。令和6年度における広野町の重点事業と要望、質問への対応並びに広野町防災の駅整備事業について説明を行いました。行政区長の皆様からいただいた貴重なご意見を施策に反映し取り組んでいきます。
4月27日、午前と午後の2回に分け住民説明会を開催しました。令和6年度における広野町の重点事業と、広野町防災の駅整備事業について説明を行いました。参加された住民の皆様からいただいた貴重なご意見を施策に反映し取り組んでいきます。
5月30日、行政を取り巻く環境も大きく変化し、行政ニーズも多様化する中で、移住定住の促進、DXの推進を念頭に、効率的な行政事務執行を行うことを目的として、課長補佐職を中心とした17名で構成する「広野町行政機構改革検討委員会」を開催しました。現行組織の事務分掌の課題等を整理、検討を行い、その結果を令和6年10月を目途に町長へ提言を行います。
◇復興企画課
4月21日、春季町長杯パークゴルフ大会(グリーンカップ)が開催され、町内外から約150名の参加者のもと、日頃のプレーの成果を発揮しようと熱戦が繰り広げられました。当日は、絶妙なコースセッティングに手こずり、参加者はスコアメイクに苦しみましたが、ホールインワンを複数記録するなど盛り上がりました。
5月1日、土屋品子(つちやしなこ)復興大臣が来訪され、県立ふたば未来学園中高一貫校で実施している演劇の授業をご視察され、特色ある教育活動の現場で高校生と意見交換されました。土屋大臣から生徒らに対し、将来の夢、今勉強していることなどを伺い、立派に成長することを期待しますとのお言葉を頂きました。
5月3日、二ツ沼総合公園において「ふれあいフェスタ2024」が、町、振興公社主催、商工会の協力のもと開催しました。当日は、ゴールデンウイーク中の好天に恵まれ、ステージイベントや各種ワークショップをはじめ、飲食ブース、キッチンカー、フリーマーケットが出店され、公園内の遊具で遊ぶ多くの家族連れ等、約3,000人の方々で賑わいました。
5月29日、原子力災害による旧緊急時避難準備区域に指定されていた広野町、南相馬市、田村市、川内村の4市町村は、復興庁福島復興局において、復興大臣及び原子力災害現地対策本部長に対し、合同で要望活動を実施しました。当日は、荒井崇(あらいたかし)福島復興局長、師田晃彦(もろたあきひこ)原子力災害現地対策本部副本部長に対し、第二期復興創生期間後の支援策や復興予算の財源確保、医療体制の再構築、公共施設の統廃合など、福島第一原発事故からの復興・創生に対する支援の継続を求めました。
6月1日、二ツ沼総合公園において、花を植えることで景観を良くし、明るく住みやすい町づくりを目指す「花いっぱい運動」を開催しました。当日は、約200名の参加者のもと、サルビアやマリーゴールドなど約6,000本の植栽を行いました。
6月5日、内堀雅雄(うちぼりまさお)福島県知事が来訪され、町立広野中学校で勉学に励んでいる生徒と懇談を行いました。JFAアカデミー生からは「親元を離れ洗濯など身の回りのことを全て自分ですることになり、あらためて親のありがたさを知った。」との話があり、地元出身生徒からは「入学当初は全国から入学してきたアカデミー福島の生徒との関係に戸惑うこともあったが、広蛍祭など学校行事を通じて絆を深めてきた。」との話がありました。知事からは、「広野中学校は全国から生徒が集まる、いわば大学のようだ。中学生段階から全国様々な背景を持った生徒と切磋琢磨していってほしい。」とのエールをいただきました。懇談の後、役場に場所を移し、町長はじめ町三役と町の課題解決に向けた県の力強い支援を要望するなど意見交換を行ったほか、職員への激励をいただきました。
◇健康福祉課
3月31日、老人福祉法に基づく「広野町高齢者福祉計画」及び介護保険法に基づく「第9期介護保険事業計画」を策定しました。この計画に基づき、高齢者を対象とした生きがい事業、健康づくり事業、介護保険サービス給付及び認知症対策事業を実施いたします。
4月4日、永井(ながい)トヨ様がめでたく満100歳を迎えられ、広野町社会福祉協議会と合同により広野町特別養護老人ホーム花ぶさ苑において賀寿贈呈式を挙行いたしました。
国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の保険税、保険料及び一部負担金等の免除措置に対する国の財政支援については、令和3年3月9日に閣議決定された「「第2期復興・創生期間」以降における東日本大震災からの復興の基本方針」を踏まえた令和4年4月8日付け通知に基づき、旧緊急時避難準備区域に住所を有していた方の保険税・保険料の減免は令和5年度を以て終了します。なお、一部負担金につきましては、上位所得層を除く被保険者は、昨年に引き続き免除されることとなります。旧緊急時避難準備区域以外に住所を有していた方の令和6年度の国民健康保険税、介護保険料の免除に関しては、本議会に国民健康保険税等の減免に関する条例案を上程しておりますので、よろしくご審議くださるようお願いいたします。
◇こども家庭課
4月6日、広野こども園の入園式を議員の皆様ご臨席のもと実施しました。0歳児から5歳児までの25人が新たに入園し、こども園の全園児数は96人となっています。
4月8日、広野町児童館の入館式を副議長、産業厚生常任委員会委員長ご臨席のもと実施しました。13人が新たに入館し、児童館の全児童数は63人となっています。
4月26日、こども園において保育・給食参観を実施しました。当日は、3歳児から5歳児の保護者を対象に、公認心理士による子育てに関する講演、並びに教育委員会による特別支援教育についての説明会を併せて実施しました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>