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まちの話題

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福島県広野町

■双葉地方町村会・議会議長会による合同要望活動
双葉地方町村会と双葉地方町村議会議長会は8月6日(火)、福島県庁を訪れ、内堀雅雄県知事と西山尚利(なおとし)県議会議長に対し合同で要望活動を実施しました。要望活動では、福島国際研究教育機構(F-REI)の研究者や家族を受け入れる「研究タウン」の形成を国に要請するよう要望し、要望書を手渡しました。その他、原発処理水の海洋放出への万全な風評対策や廃炉作業の着実な実施、中間貯蔵施設で一時保管する除染土壌の県外最終処分に向けた取り組みの加速化なども併せて求めました。

■スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ開催
スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップが8月20日(火)、Jヴィレッジにおいて開催されました。本イベントは県産品を使ったスイーツで福島を応援する大会で、広野町のバナナ、楢葉町のサツマイモ、富岡町のパッションフルーツ、大熊町のキウイを食材に使い、全国の高校生がスイーツの出来栄えを競いました。一流シェフらが審査を行い、遠藤町長ら各町の首長が最優秀賞に選ばれた高校生を表彰しました。広野町・バナナ部門の最優秀賞には、熊本県・慶誠高校3年の
井元ひよりさん、毛利美琴さんが作った「tarte a la banane(タルト・ア・ラ・バナナ)」が選ばれました。

■第14回ふくしま学(楽)会を開催
早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター主催の「第14回ふくしま学(楽)会」が7月28日(日)、ふたば未来学園で開催されました。学会には、学生や研究者、地域住民ら約100名が参加し、福島が抱える問題について議論しました。今回の学会のテーマは『福島から世界の未来を拓く人材育成を考える、世代を〝越えた〟「学びの場」の創設、境界を「超える学校」から「みんなの学校」へ』と題し、福島浜通りにおける人材育成や人材育成を支援する基金創設について、参加者が対話の場を通して考えを深めました。

■広野町通学路交通安全推進会議を開催
令和6年度広野町通学路交通安全推進会議が8月6日(火)、広野町役場において開催されました。町は児童・生徒の通学路における交通安全を確保するため、平成29年度に「広野町通学路交通安全プログラム」を策定しており、本プログラムのPDCAサイクルを構築するため推進会議を毎年開催しています。当日は、根本教育長をはじめ国土交通省や福島県の関係者、警察、学校関係者ら約20名が出席し、児童・生徒の交通安全を防止するため、保護者からのアンケート調査結果を
もとに通学路における危険箇所の情報交換や現地視察をして安全対策の検討などを行いました。

■八雲神社例大祭を開催
広野町の八雲神社において、7月28日(日)、例大祭が執り行われました。八雲神社は「令和6年度 地域の伝統文化分野」の助成対象に選定されており、(公財)明治安田クオリティオブライフ文化財団より助成金の贈呈を受けました。例大祭には氏子総代の北郷伯弘氏をはじめ遠藤町長、渡邉議長ら約30名が出席しました。神社において神事が執り行われた後、浜下り神事が行われ、担ぎ手が神輿を担ぎ、笛や太鼓の音に合わせて掛け声を掛けながら神輿を海まで運び、今年1
年の豊作や無病息災を祈願しました。

■高倉山展望台お披露目式を開催
高倉山展望台のお披露目式が7月27日(土)、高倉山遊歩道入口で開催されました。お披露目式には遠藤町長、渡邉議長のほか、地域の関係者や広野町緑の少年団の子どもたち、広野夢大使の氏家力さん、小沢晴司さんらが出席しました。お披露目式では、遠藤町長が「広野町の自然を守り、将来に渡って緑豊かな自然を届けていきます。」と挨拶し、関係者の皆さんとテープカットを行いました。その後、参加者の皆さんと一緒に高倉山を登り、新しくなった展望台からの景色を楽しみました。

■宮城大学で町長特別講義を実施
遠藤町長は7月23日(火)、宮城県大和町の宮城大学を訪れ、環境政策や地域共生を学ぶ事業構想学群の生徒を対象に『福島・復興・創生への災害に強いまちづくり』と題して、特別講義を実施しました。同校には、広野夢大使で宮城大学事業構想学群の小沢晴司教授が在籍し、「地域環境政策」の授業の一環として講義を行いました。遠藤町長は講義の中で、広野町の震災による被害状況やこれまでの復旧・復興の状況、新たなまちづくりの取り組みについて紹介し、避難から帰還、地域再生までの歩みを振り返り、他者と共生することの大切さを学生たちに伝えました。

■広野町殉職消防団員・殉職巡査慰霊祭を挙行
令和6年度広野町殉職消防団員ならびに殉職巡査慰霊祭が8月16日(金)、町内の修行院において執り行われました。慰霊祭には遠藤町長はじめ、議会議員、広野町消防団、双葉警察署など関係者ら約40名が出席しました。式では、秋田団長、遠藤町長より殉職された故人を偲ぶ祭詞、追悼のことばが述べられ、広野町への郷土愛護の精神により防災に尽力され、尊い命をささげられた殉職者の方々のご冥福を祈りました。式には殉職者の遺族の方も出席され、遺族代表の根本耕
一様より謝辞が述べられました。

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