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令和5年 12月議会 行政報告(3)

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福島県昭和村

●高齢者世帯等への物価高騰対策
物価高騰対応生活困窮世帯緊急助成事業として、住民税非課税世帯のうち、高齢者世帯、障がい者世帯、ひとり親世帯に対し6千円を給付するため、対象世帯に申請書を発送し、年内に支給を終える予定としています。

●医療機関への通院等の支援
11月13日から、毎週月曜日に会津中央病院による医療送迎バスの運行が開始され、通院等に利用していただけるようになりました。今年度の運用の結果を踏まえて、課題等について整理していきます。

●保健事業
10月に、村内各集落で健康相談と併せて健診結果説明会を開催したほか、11月からは「元気で長生き教室」を開催し、日々の健康管理やフレイル予防と認知症の予防に理解を深めていただきました。併せてスマホ相談会も行い、スマートフォンやタブレットの使い方を学んでいただきました。

●感染症対策について
今秋の新型コロナウイルスワクチン接種は、これまで接種を終了した18歳以上の方を対象に希望調査を行い、10月から11月にかけて3回の集団接種を行っています。11月30日までに接種を終えた方の、18歳以上の村内人口に占める割合は27.07パーセントです。
季節性インフルエンザは、11月に予防接種を行いました。これから年末年始にかけて、集まる機会や帰省など往来が多くなることが予想されることから、基本的な感染対策について注意喚起を促していきます。

●高齢者福祉
4年ぶりとなる昭和村敬老会を9月に開催しました。70歳以上の方々に出席していただき、今年「金婚式」を迎えられた3組のご夫婦の表彰をするとともに、今年度に満百歳を迎えられる、3名の方にお祝い状及び記念品を贈呈しました。また、敬老会のアトラクションとしてわらべの会によるコーラス、また本村にゆかりのある小椋昇さんが代表を務める会津民謡まみや会のステージで盛り上げていただきました。

●世代間交流
10月10日に、子ども会主催による、eスポーツ・ニュースポーツ交流会を開催し、デジタルゲームを体感頂きながら、子どもと高齢者の交流を図りました。

●保育所事業
今年度から保育所の子どもたちも村民文化祭に参加し、小さい身体で一生懸命に演技を行う様子を通して、子ども達の元気な姿を村民にお伝えすることができました。

●学校教育
小学校では総合的な学習の一環として、稲作農家の指導の下、学校田の稲刈りと脱穀を9月下旬に行い、10月には保護者も参加して収穫祭を行いました。児童の健康増進と体力向上のため、10月に校内マラソン大会が開催され、児童は日頃の練習成果を十分発揮しました。外国語によるコミュニケーション能力を育成するため、11月、小学校5、6年生が天栄村の語学研修施設ブリティッシュ・ヒルズで英語研修を行いました。秋の全国火災予防運動週間に、昭和村消防団とともに昭和小学校少年消防クラブが防火パレードを行い、火災予防を呼びかけました。
中学校でも総合的な学習の一環として、中学3年生が9月12日から2泊3日で首都圏方面への修学旅行を行い、普段と異なる生活環境の下、見聞を広める貴重な体験ができました。中学1、2年生は、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを目的に、村内や南会津町での職場体験学習や、会津若松市の体験学習を行っています。

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