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令和5年 12月議会 行政報告(4)

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福島県昭和村

●小中一貫教育
小中一貫教育の推進は、今年度も小学校において中学校教員による乗り入れ授業を高学年の国語、社会、理科の3教科で実施しています。中学校教員の専門的知識や指導技術を生かし、より質の高い授業を児童に提供し、中学校の授業へとつなげていきます。さらに、10月下旬には小学校と中学校合同での文化祭を開催し、多くの村民に日頃の学習成果を発表するとともに、本村の義務教育9年間を見据えた教育活動の成果をお示しできました。また、本村の少子化の現状と将来を考えたときに、幼児期から中学生までの切れ目のない円滑な移行及び支援に向けた実効性のある連携や、交流の在り方などの検討が急務であることから、保育所から中学校までの保護者と、保育及び教育行政関係者などをメンバーとした昭和村子どもの教育検討委員会が11月30日に発足しました。今後は、本村の保育と学校教育の現状と課題を共有し、課題解決に向けて協議と検討を重ね、今年度末には検討結果をまとめていきます。また、村長と教育委員会の協議・調整の場である総合教育会議は11月開催し、教育も含めた村を取り巻く様々な課題について議論を交わしました。

●社会教育
社会教育事業は、芸術の秋、スポーツの秋にちなんだ様々な事業を実施しました。まず、9月には児童生徒が本物の舞台芸術に親しむ場として演劇鑑賞会を開催しました。次に、10月1日には、国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用した昭和村電子図書館が開館しました。11月末までの2ヶ月間では、利用者が101人、延べ360冊の電子書籍が貸し出されています。今後も村民の皆さんが手軽に読書に親しめるよう普及に努めるとともに電子書籍の充実も図っていきます。次に、村民の生涯学習の成果発表の場として、第61回昭和村民文化祭を今年も文化の日を中心に開催しました。当日は好天にも恵まれ多くの来場者で賑わいを見せました。次に、11月19日には第35回ふくしま駅伝が開催され、本村も希望ふくしまチームの一員として2人の選手が出場しました。2人とも実力を遺憾なく発揮しチームは好成績をあげました。同じく先月には、村民の親睦と体力の増進を図る目的で、第四十七回村民球技大会が開催され、若者を中心に多くの村民が参加し、白熱したプレーが繰り広げられました。

●教育施設
教員宿舎解体及び新築事業のうち、解体工事が先月末までに現場での作業は終了しました。また、新年度に計画している新築工事の設計業務についても今月中に完了する予定となっています。

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