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Wi-Fi(ワイファイ)のむら #14 公共インフラWi-Fiの疑問?

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福島県昭和村

村では、令和4年度から生活圏の屋外でのインターネット通信を無料で利用できる「公共インフラWi-Fi」の整備を段階的に予定しています。その普及にあたって、Wi-Fiについて、基礎から利活用も含めて隔月での連載を行います。

●工事実施中のお知らせ
村内各所で公共インフラWi-Fiネットワーク整備に関する工事を実施しています。建柱作業は概ね完了しましたが、引き続きアクセスポイントの設置や電源設備の設置など装柱工事を進めてまいります。村民の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

●家の中では?停電時は?
作業の立ち会いなどで現場に出ていると村民の方から「家の中でも使えるの?」や「停電時には使えるの?」と聞かれます。答えは、イエスでもありノーでもあります。
まずは、停電時の活用については、「イエス」です。停電が発生した際には、各拠点に無停電電源装置(UPS)を搭載しますので、商用電源を喪失して10ミリ秒以内に蓄電池への運転に切り替わります。機器の通信状況(消費電力)や搭載状況にもよりますが、最大で2時間稼働することが可能です。
次に、家の中でも使えるのかについては、「イエスでありノー」です。当初からの整備方針で、屋外の生活圏での通信ができるよう整備を進めてきました。ですので、家の中で使える場合もあれば、住宅の構造やアクセスポイントからの距離によっては、家の中で使えない場合もあります。ただ、事前に検証作業は実施しており、量販店などで販売されている中継機(エクステンダー)を接続していただくことで、屋外で飛んでいる電波を屋内で利用することは可能です。スマートフォンやタブレットに比較して、中継機は電波の利得が大きいものが多いので、村で事前検証した際には、スマートフォンでは、500m先で通信できなくても、中継機では通信が可能といった具合です。全体の置局(アクセスポイントの設置箇所)では、半径250m以内がカバーエリアとなるよう設置箇所の選定をしています。

●セキュリティは?
セキュリティについては、総務省の公衆無線LANのガイドラインに準じて対策を実施しています。
また、村外の方もご利用いただけますが、「村民の方の通信」と「村外の方の通信」は理論上、分離する技術を用いています。また、多くの方が接続することから、端末同士の通信は禁止する設定にするとともに、個別にお一人お一人に認証情報を発行します。

●先行登録用フォーム
先行登録いただくことで、スムーズにご利用いただけるよう認証情報をお送りいたしますので、この機会にご登録ください。
登録いただくなくても、外来者用に接続いただくことでご利用いただけますが、外来用については、時間制限を設けていますので、都度の認証が必要となります。

フォームはこちら(入力される場合は、こちらのURLにアクセスしてください。)
【URL】https://s.showavill.jp/wifi
※QRコードは本紙参照

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