こんにちは!国際交流員のエイミーです。
今月は、イギリスをはじめさまざまな国が祝うハロウィンについて話したいと思います!
毎年10月31日は、イギリスや日本も含む世界の国々がハロウィンを祝います。この日は、冬の始まりを歓迎するために昔のゲール人(古代アイルランド・スコットランド人など)によって祝われた「Samhain(サウィン)」という祭りに由来しています。しかし、皆さんがご存じであるハロウィンの習慣・行事などの多くは実はアメリカから紹介されました。
例えば、Trick-or-Treat(トリック・オア・トリート)という行事。皆さんはトリック・オア・トリートを体験したことがありますか?主に子ども向けの行事で、コスチュームを着ている子どもがまちのお家のドアをノックして、家の人に「トリック・オア・トリート」と言ってお菓子をお願いします。伝統的には、家の人は「トリック」か「トリート」のどちらかを言い、トリックを選んだ人は子どもたちにいたずらをされますが、トリートを選んだ人は子どもたちにお菓子やシールなどを渡します。最近は、好きなコスチュームを着て、まちの人からお菓子をもらう楽しい行事とみられています。
他には、パンプキンカービングがあります。パンプキンカービングとは、かぼちゃをくり抜いて顔や絵を彫ることです。実は、昔のイギリス人は野菜をくり抜いてろうそくを入れてお家の外に飾るとお化けが家に入ってこない、と信じていました。しかし、かぼちゃがアメリカから持ち込まれるときまで、イギリス人はカブをくり抜いていました。今でもイギリスのスコットランドでは、カブを使う人がまだ多いらしいです。
ハロウィンはたいてい怖いことを連想させる日ですが、コスチュームを作ることに創造力やスキルを発揮する機会にもなると思います。今年もハロウィンを楽しみましょう~!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>