こんにちは!国際交流員のエイミーです。
今月は、イギリスで11月に祝われる日を1つ紹介したいです。
皆さん、ガイ・フォークスという人物について聞いたことがありますか。
1605年に、ガイ・フォークスとその仲間たちは当時のイギリス国王ジェームズ1世と国会議事堂の貴族院を爆破しようとしました。しかし、やり遂げる前に彼らは捕まり、その甚だしい計画は失敗に終わりました。この事件は、「火薬陰謀事件(英:The Gunpowder Plot)」と呼ばれ、1605年以来イギリスで毎年11月5日に祝われています。
国王が生き残ったことを祝うために、当時の国民は夜に焚き火(英:bonfire)を焚きました。この祝い方に由来して11月5日は「ボンファイヤー・ナイト」と言います。時とともに、主に花火で祝う日になりましたが、現在も焚き火で祝うことも多く、ガイ・フォークスのわら人形を焚き火で燃やすこともあります。
実際、イギリスではボンファイヤー・ナイトに公共の焚き火や花火大会がたくさん開催されます。キッチンカーにゲーム屋台にコーヒーカップといった乗り物もあり、誰でも楽しい一晩を過ごすことができます。また、お家で小さな焚き火をしたり花火を打ち上げたりする人々もいます。私はボンファイヤー・ナイトを考えると、兄弟と庭で線香花火を楽しんでいる場面を思い出して嬉しい気持ちになります。
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