柳津町歴史的風致維持向上計画が国の認定を受けました!

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3月18日に、本町の歴史や文化を活かしたまちづくりを推進するために、歴史まちづくり法に基づいて策定した柳津町歴史的風致維持向上計画が国(文部科学省、農林水産省、国土交通省)の認定を受けました。本町の認定は全国で94番目、福島県内では7番目の認定となります。また、福井県坂井市も同日に認定を受けています。
本町には、国指定の重要文化財である奥之院弁天堂をはじめとする貴重な歴史的な建造物や、福満虚空藏菩薩圓藏寺にて行われる七日堂裸詣りや十三講詣りなどの伝統的な信仰、各地区にて継承されている伝統行事など数多くの歴史・文化が息づいています。
しかし、これらの貴重な歴史や文化を取り巻く環境は、生活スタイルの多様化や少子高齢化、過疎化などの影響により大きく変容しており、存続の危機にあるものも少なくありません。また、歴史的に貴重な建物の空き家化が進んでいます。これらの町の宝である歴史や文化を後世へ継承し、まちづくりで活用するために本計画が策定されました。
本計画は令和6年度から令和15年度までの10年間を計画期間として定めており、重点区域を中心に歴史的風致の維持向上を図るものとしています。今回の認定により、国からの支援や特別な措置を受けることができるようになります。こうした各種支援制度を活用しながら、関連する事業に取り組み、本町の貴重な歴史文化を後世へ継承します。また、これらの歴史文化を活かしたまちづくりを行うことで町に賑わいを創出し、歩いて楽しめるまちを目指します。

※歴史的風致とは?
歴史まちづくり法において「地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動とその活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境」とされており、その地域らしさ(柳津らしさ)ということができます。

※重点区域とは?
国指定の重要文化財の建造物を中心とした、歴史的風致を維持向上するための施策を重点的に推進すべきエリアです。柳津町の計画においては、奥之院弁天堂を中心としたエリアが該当します。計画の全文は、町公式Webサイトでご覧いただけます。

※重点区域・歴史的風致維持向上計画認定証の詳細は、本紙またはPDF版03ページをご覧ください。