■子どもたちの健やかな成長のために―「困り感」の解決を支援
合同会社もんも(児童発達支援・放課後等デイサービス)
児童発達支援と放課後等デイサービス事業を行う合同会社もんも。誰もが平等に質の高い教育を受けられるよう、発達が気になる子どもたちのための環境づくりを行うことで、SDGsの目標達成に貢献しています。
もともと中学校の教員だった管理者・児童指導員の瀬戸聡さんは、教員生活のなかで、「コミュニケーションが苦手」などの「困り感」を感じている子どもたちが増えているのに、必要な支援を受ける機会や受け皿となる施設がないことにもどかしさを感じていました。そんな子どもたちの助けになりたいと一念発起し、今年6月から事業を開始。現在は幼稚園から中学生まで20人の子どもたちを受け入れています。箸の持ち方から物の貸し借り、感情のコントロールまで、一人一人の「困り感」を解決するための支援を行い、学校休業日には、子どもが好きなことを見つけ、探求心を伸ばしていけるよう、地域のイベントへの参加や買い物、川遊びなどの体験プログラムを実施しています。瀬戸さんは「子どもたちへの支援に加え、悩みを抱えている保護者への支援も充実させていきたい。気軽に相談してほしい」と思いを語りました。
◎町内でSDGsに取り組む企業・団体の皆さんを紹介します。「桑折町SDGs登録制度」の申請は総合政策課(【電話】582-2115)まで。
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