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図書室だより

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福島県楢葉町

開室時間:午前9時〜午後5時
休室日:5月5日(日・祝)、6日(月・休)、13日(月)、20日(月)、27日(月)、6月3日(月)

◆おすすめの図書
(一般図書)
『自由の丘に、小屋をつくる』川内有緒/著(新潮社)
東日本大震災をきっかけに、服の縫い方もトマトの育て方も知らない、何も生み出すことができない自分の無力さを自覚したという著者。41歳で出産し、その思いはますます深まります。どうすれば娘はこの時代を生き抜いて、幸せになれるのだろう。そのために自分にできることとは?そうして辿りついたのが、自らの手で小屋を作ることでした。かけがえのない人たちと出会い、様々な困難を乗り越えるうちに心に湧いてきた思いとは。著者は、いわき回廊美術館の志賀忠重さんと世界的アーティスト・蔡國強さんとの深い絆を描いた『空をゆく巨人』(集英社)で、開高健ノンフィクション賞を受賞した川内有緒さんです。

(児童図書)
『黒部の谷の小さな山小屋』星野秀樹/写真・文(アリス館)
高い山にかこまれた、黒部の谷底に立つ小さな山小屋、阿曽原(あぞはら)温泉小屋の物語。阿曽原温泉小屋は、7月半ばから10月のおわりまでお客さんを受け入れる、冬の前にしまって夏に建て直す、ふしぎな山小屋です。そうしないと、山小屋は、山の斜面からなだれおちる大量の雪に、おしつぶされてしまうのです。山小屋が建つと、今度は、雪のおもさでめちゃくちゃにこわれている山道や、はしごや橋も全部作り直します。山小屋の仕事は、それだけではありません。登山者の宿泊や食事の世話、けがをした人を助けに行くこともあります。阿曽原温泉小屋の人たちは、なぜ、こんなに大変な仕事を続けているのでしょう。

◆新着図書
[一般図書]
『出来事と文化が同時にわかる平安時代』伊藤賀一/監修、かみゆ歴史編集部/編(朝日新聞出版)
『新NISAを最大限使いこなすにはどうすればいいですか?』花村泰廣/編著(日本実業出版社)
『間違いだらけのクルマ選び 2024年版』島下泰久/著(草思社)
『言語の本質』(中公新書)今井むつみ、秋田喜美/著(中央公論新社)
『川のある街』江國香織/著(朝日新聞出版)
『シャーロック・ホームズの凱旋』森見登美彦/著(中央公論新社)
『思い出の屑籠』佐藤愛子/著(中央公論新社)

[児童図書]
『戦争はなぜ起こる?どうすれば防げるのか?』森肇志/監修(PHP研究所)
『椋鳩十童話集』椋鳩十/作、くぼあやこ/絵(世界文化ブックス)
『ねこもおでかけ』朽木祥/作(講談社)
『うみべのおはなし3にんぐみ』ジェイムズ・マーシャル/作(大日本図書)
『おうちでヒヤッ でない、あけない、のぼらない』石塚ワカメ/絵、清永奈穂/文・監修(岩崎書店)
『キッチンカーです』オームラトモコ/作・絵(教育画劇)
『はんぶんこ』(ボードブック)杜今日子/作・絵(福音館書店)

お問い合わせ先:楢葉町図書室(楢葉町コミュニティセンター3階)
【電話】0240-25-4730(月曜・祝日休館)

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