『推定塩分摂取量、判りました。』
9月に実施した総合健診での「推定塩分摂取量」検査の結果が届きました。
そこで、今回は「推定食塩摂取量」の結果を皆さまにお伝えします。皆さん自身が感じている味付けと、実際の塩分摂取量との間に違いはあるでしょうか…。
◆皆さんの塩分摂取量をお伝えします!
今年の総合健診での推定食塩摂取量の結果をお知らせします。
下の表は、一人当たりの推定食塩摂取量です。福島県と日本全体の推定食塩摂取量と比べてみましょう。
喜ばしいことに、男女ともに福島県平均よりも塩分摂取量は少ないという結果でした。特に、男性は全国平均よりも塩分摂取量が少ないという結果でした。
◆どのくらい塩分を摂っているでしょうか
先ほどの表を見る限りでは、多くの方が塩分摂取量に気を付けている様子が見受けられました。
皆さんの塩分摂取の状況を、もう少し詳しく見てみましょう。
塩分摂取量の大きな区切りとも言える「10g」に注目すると、男性の約半数、女性の6割は一日当たりの塩分摂取量が10g未満でした。
福島県の水準よりも良い(減塩できている人が多い)状態だったということに安心しないで、他の自治体のお手本になることを目指しましょう!
◆世代によって違いはあるの?
「年を取ると味付けが濃くなる」と言われるようですが、これは本当なのでしょうか。年代別に塩分摂取量を比較してみましょう。
一部の例外もありますが、男性の方が女性よりも塩分を多めに摂取する傾向があるようです。
また、年齢を重ねると共に塩分摂取量は増え続けるように見受けられます。
塩分の過剰摂取の原因の一つは「調味料の使い方」です。醤油やソースをお惣菜や漬物にかけるのを控えるだけで、塩分摂取量は1g以上減らすことができます。
ご自身の血管を守り、高血圧を予防するためにも、塩分との付き合い方を見直しましょう。
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