文字サイズ
自治体の皆さまへ

高齢者あったか広場 Vol.63

17/26

福島県白河市

■アルツハイマー型認知症の特徴
大脳の広い範囲の神経細胞に変化が起こり、働きを失うことによって症状が現れ、進行していきます。
最初に起こる症状は「物忘れ」が多く、これまでできていた料理や仕事の手順が次第に分からなくなる「実行機能・遂行機能障害」、日付や時間、自分のいる場所が分からなくなる「見当識障害」のほか、言葉が出てこない、お金の計算ができないなどの症状が現れます。

■アルツハイマー型認知症への対応
物忘れなどの主な症状に対しては薬が使われますが、それ以外のさまざまな症状には、介護者や周りの対応、生活環境などが大きく影響します。
何か質問をされて答えられない場合、事実でないことを取り繕って返事をする「とりつくろい」という症状が見られます。この場合、介護者が「それは間違っているでしょう」という反応をすると、本人は理解ができず、非難された嫌な気持だけが印象づけられます。否定せずに「そうだね」と共感することで気持ちを落ち着かせてあげましょう。

「とりつくろい」の症状は、相手によく思われたい心理の表れかもしれません。

問合せ:高齢福祉課高齢者支援係
【電話】28-5519

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU