文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集 ボッチャ -誰もが楽しめる競技-(1)

1/26

福島県白河市

■ボッチャを知っていますか?
▽どんな競技?
脳や四肢に障がいがある方のためにヨーロッパで考案された競技です。
年齢や性別、障がいの有無に関わらず、多くの人が一緒に競い合うことができ、すべての垣根を超えた対戦や交流ができることが魅力の一つです。

▽パリ2024パラリンピック
ボッチャは昭和63年からパラリンピックの正式競技として行われています。8月にフランス・パリで開催されるパラリンピックでは、日本代表選手(火ノ玉ジャパン)の活躍が期待されています。
近年、注目を集めているボッチャ。本市でも市民体験会を開催するなど大いに盛り上がっています。本市が行うボッチャの取り組みや火ノ玉ジャパンのことをもっと知って、ボッチャをさらに盛り上げていきましょう。

▽試合の流れを覚えよう!
ボッチャは、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青6球ずつのボールをいかに近づけるかを競います。
(1) 先行(赤球)がジャックボール(白球)を投げて試合スタートです。ジャックボール投球後、続けて赤球を投球します。
(2) 後行(青球)が投球します。
(3) ジャックボールからより遠い位置にボールを投げた選手(チーム)がその次の投球を行います。
(4) 赤、青ともに6球ずつを投げた時点で得点を計算します。
(4) 計算例
ジャックボールに最も近いボールを投げた選手(チーム)に得点が入ります。ジャックボールに最も近い相手ボールよりも、ジャックボールに近いボールの個数が点数になります。左の図では青に2点が入ります。
※詳しくは、本紙をご覧ください。
(5) (1)~(4)を1エンドとし、個人戦とペア戦は4エンド、チーム戦は6エンド行い、合計点を競います(2エンド目以降は、偶数エンドが青球、奇数エンドが赤球が先行です)。
※個人戦・ペア戦・チーム戦や、障がいの程度により分かれる各クラスでルールに異なる点があります。詳しくは(一社)日本ボッチャ協会のホームページをご覧ください。

■まずはやってみよう!
◆火ノ玉ジャパン 井上伸(いのうえしん)監督よりメッセージ
▽ボッチャの魅力とは
ボッチャは障がいの有無に関わらず、誰でもプレーできるところが魅力です。「誰もが垣根なく、一緒が当たり前」がボッチャ協会の理念ですので、気軽に始めてみてください。ルールも簡単なので「見て楽しい、やって楽しい」スポーツです。

▽ボッチャ体験を通して
障がいのある方と触れ合ったり、一緒にプレーしたりすることで、障がい者について知ってもらえるきっかけになることを期待します。どうしたら一緒に楽しむことができるかを想像して「どんな準備をすれば良いか」「どういうことをすれば良いか」を想像し、新たな気づきを発見してほしいです。
障がいのある方も、どのような形であれ、みんなと一緒にプレーすることで、社会との関わりが生まれると思います。
ボッチャを通してたくさんの人たちがつながってくれたらうれしいです。

◆誰でも体験できるよ
市中央体育館(北中川原)にミニボッチャコートが設置してあり、誰でも体験することができます。このコートは(一社)日本ボッチャ協会とゴールドパートナー契約を締結しているJR東日本から本市に寄贈していただいたものです。
そのほか、市内の各体育施設でもボールセットが置いてありますので、気軽に体験することができます。利用方法など詳しくは、市ホームページをご覧ください。

■白河市 and ボッチャ
▽互いに連携
本市と(一社)日本ボッチャ協会は、令和3年6月に「相互協力に関する協定」を締結しました。この協定は、市民の皆さんに障がい者スポーツに親しむ機会を提供し、健康増進や子どもたちの健全育成、共生社会のさらなる進展、そしてスポーツを通じた活気ある地域の構築を目的としています。締結以降、互いに連携し、ボッチャを通じた障がい者スポーツの普及事業や、イベントの開催などに取り組んでいます。

▽身近な競技に
令和4年度より、市内の小・中学校での体験会、市民体験会、指導者向け講習会、競技大会の開催や、小・中学校へのボッチャボールセットの配布など、さまざま取り組みを行っています。
6月に開催した小学校体験会としらかわスポ―ツ祭ボッチャ競技では、火ノ玉ジャパンのメンバーが、実際にプレーを披露したり、たくさんの児童や市民と触れ合ったりし、ボッチャの魅力を伝えました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU