気温が高くなるにつれ、スズメバチの女王バチが冬眠から目覚め、4月ごろから巣作りを開始します。
次のようなトラップ(わな)を庭木などに設置しておくと、女王バチを捕らえることで、未然に巣作りを防止することができます。
日ごろから、自宅などに巣を作られないようにするため、対策を取りましょう。
■ペットボトルを活用したトラップの作り方
(1)2リットルの空のペットボトルを準備する。
※ハチが登って来ないように表面がつるつるとしたもの。
(2)ハチの入り口を作るため、ペットボトルの上部に2センチメートル程度の四方にH型に切り込みを入れる。(下図本紙参照)
※穴は複数空ける。
(3)切り込みの上半分を雨よけになるように外側に折り込み、下部分はハチが出にくいように内側に折り込む。
(4)ハチの誘引剤を準備する。
※酒と酢と砂糖を3対1対1の割合で混ぜる。
(例)酒…300ミリリットル、酢…100ミリリットル、砂糖…100グラム
(5)誘引剤をペットボトルに入れ、ひもを付け、誘引剤が蒸発しないように日陰に設置する。
※子どもの手が届かない高さに設置する。
■留意事項
毎年6月ごろになると、働きバチの活動が活発になります。トラップを設置したままにすると多くの働きバチが寄ってきて危険ですので、注意ください。
問い合わせ先:生活環境課
【電話】37-2143
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