日本国内に住む20歳以上60歳未満の方は、学生を含め国民年金に加入し、毎月国民年金保険料を納める必要があります。
※厚生年金などに加入している方や、その配偶者に扶養されている方を除く。
令和6年度国民年金保険料:月額16、980円
※昨年度の保険料は、月額16、520円です。
※付加年金の保険料(月額400円)の変更はありません。
お得な前納制度:保険料を6カ月分、1年分または2年分をまとめて前払いすることで、保険料が割り引きされる制度です。2年分を現金で前納した場合、15、290円が割り引きされますので、ぜひ利用ください。
※4月上旬発送の「令和6年度国民年金保険料納付書」には、2年前納の納付書は同封されていません。
※2年前納の支払期限は4月30日です。希望する方は、手続きに時間を要するため、早めに申し込みください。
申請先:相馬年金事務所
そのほかの納付方法:前納制度は保険料を現金で納める方法のほか、口座振替や、クレジットカードで納める方法があります。特に、口座振替は納め忘れの心配がなく、前納による割引率も現金で納めるより優遇されます。
*保険料を納めていない期間があると、将来、年金を受け取ることができない場合や、事故や病気などで障がいを負ったとき、または死亡したときに、障害年金や遺族年金を請求できない場合があります。失業や所得が少ないなどの理由で保険料を納めることが難しい方は、次の免除制度を利用ください。
■保険料の免除等申請
保険料の全額または一部(4分の3、半額、4分の1)を免除、納付猶予する制度があります。免除申請は2年1カ月前までさかのぼって申請できます。
※免除は本人、配偶者、世帯主の所得審査、納付猶予は本人、配偶者の所得審査があります。
必要書類:
・本人確認書類(年金手帳、基礎年金番号通知書、マイナンバーカード、運転免許証など)
・失業した方…雇用保険の離職票の写し、雇用保険受給資格者証の写しなど
・令和4年福島県沖地震で被災した方…り災証明書(半壊以上)の写し、被災状況届(り災証明書により損害状況が確認できる場合は不要)、保険金の金額を確認できる証明書の写し(保険金が支払われた場合のみ)
申請先:市役所1階保険年金課
※原発事故に伴い、避難指示・屋内退避指示を受けた市町村に、平成23年3月11日時点で住所があった方は、申請書に震災当時の住所を記載するだけで免除を受けられます。
■学生納付特例制度
学生の方で、本人所得が一定額以下の場合は、申請により在学中の保険料が納付猶予されます。
また、昨年度に学生納付特例を承認された方で、令和6年度も同じ学校などに在学していれば、4月以降にはがき形式の申請書が日本年金機構より送付されます。引き続き制度を希望する場合は、必要事項を記入し、返送ください。
必要書類:学生証の写し、在学証明書(原本)など
申請先:保険年金課
■免除、納付猶予期間の保険料を後払い(追納)
免除または納付猶予の期間があると、保険料を全額納付した場合と比べ、将来もらえる年金額が少なくなりますが、10年以内であれば、保険料を後から納めること(追納)で、年金額を満額に近づけることができます。追納を希望する場合は、年金事務所へ申し込みください。
申請先:相馬年金事務所
※免除などを受けた期間の翌年度から起算して3年度目以降に追納する場合、当時の保険料に加算額が上乗せされますので、早めの追納をお勧めします。
■産前産後期間の免除
国民年金保険料を納めている方で、平成31年2月1日以降に出産した方、または出産予定の方は、所得に関係なく産前産後期間の保険料が免除され、追納しなくても将来もらえる年金額が減りません。
申請期間:出産予定日の6カ月前から受け付けます。
※申請期限はありません。
必要書類:
・出産前に届け出する方…母子健康手帳など
・出産後に届け出する方…添付書類は不要です。
申請先:保険年金課
○ここまでの申請方法
申請書を次の申請先へ郵送、または持参ください。
申請・問い合わせ先:
・保険年金課【電話】37-2141
〒976-8601 中村字北町63-3
・日本年金機構相馬年金事務所【電話】36-5172
※音声案内で「5番」を選択ください。
〒976-8510 中村字桜ヶ丘69
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