■市内でも確認されています クマ注意
近年、相馬市でもツキノワグマの生息が確認されており、市民の方からも目撃情報が多く寄せられています。
そこで、今回の特集では、市内におけるツキノワグマの目撃状況と、クマから身を守る方法をお知らせします。
◆東京農業大学による生息確認
東京農業大学が調査で設置した固定カメラにより、市内で初めてツキノワグマの生息が確認された際の詳細は、次のとおりです。
生息が確認された日:令和元年8月13日
場所:相馬山上インターチェンジ北側の国有林内
◆市内目撃情報
市内ではクマと思われる獣の目撃情報が寄せられています。
令和元年度:0件
令和2年度:3件
令和3年度:0件
令和4年度:1件
令和5年度:7件
令和6年度:4件
(令和6年6月末現在)
○市内目撃情報一覧
◆山に入る際は
山菜採りなどで山に入る場合は、複数人で行動し、クマ鈴やラジオなどでこちらの存在をクマにアピールしましょう。万が一の遭遇に備えて市販のクマ撃退スプレーの持参も検討ください。
○人間の生活域に住みつかせない
クマの生活域が人間の生活域に近づくことを未然に防ぐことも大切です。
生ごみやペットフードなど餌となるものを屋外に放置しないよう心掛けましょう。
◆遭遇を回避
次のようなクマの痕跡を見つけた場合は、近づかないようにしましょう。
・クマの足跡
・クマのふん…人間のものに近く、人間と同じか少し大きめで形も似ています。
・ひっかき傷…木を登り降りするときに長い爪あとが付きます。ドングリや果物がなる木に多いです。
◆遭遇した時は
万が一遭遇してしまったら、次のような行動で身を守りましょう。
・クマの逃げ道をふさがないよう、目を離さずゆっくりと後ずさりながら離れましょう。
・クマとの間に立木などの障害物を入れることができる位置に移動しましょう。
・本能的に襲ってくるので、背中を見せ走って逃げないようにしましょう。
・子グマの近くには親グマがいて、子グマを守るために攻撃してくる可能性があるので、決して近づかず、そっと立ち去りましょう。
◆目撃情報をお知らせします
市は、市民の安全を守るため、防災メールやホームページなどで、クマの目撃情報を発信しています。
ぜひ利用ください。
○クマを目撃した方は、次に連絡ください。
・月曜日〜金曜日8時30分〜17時15分…市役所2階農林水産課(【電話】37-2151)
※祝日を除く。
・夜間、土・日曜日、祝日…市役所1階宿直室(【電話】37-2195)
・相馬警察署(【電話】36-3191)
問い合わせ先:農林水産課
【電話】37-2151
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