■貯筋をしましょう!
○全身の筋肉の7割は下半身にある
筋肉の7割は下半身にあるといわれています。加齢とともに足腰が弱るのは、下半身の筋肉が減ってしまうことが主な原因です。下半身で特に一番大きい筋肉は太もも前側周辺の大腿四頭筋と呼ばれる部分です。
○筋肉量は急降下する
筋肉は年齢とともに減っていきますが、使わなければ急激に減少してしまいます。若い方でも、入院や療養で長い期間安静が必要になると、足腰がしっかりしないのも筋肉量の急激な減少が原因です。
○悪循環を解消しましょう
加齢に伴う筋肉量の減少により、楽な姿勢や楽な動きをしようとします。その結果、更に筋肉量は減っていき、まず歩くことが辛くなり、ますます楽な姿勢をとったり、活動が減ってきます。更に筋肉量は減少して歩くことが難しくなり、気分も落ち込みがちになり、ますますなにもしなくなります。そのうち座ることも辛くなり、寝てばかりの生活になります。高齢者は、一度失った筋肉を取り戻すのに時間がかかってしまいます。そのため、普段から運動をする習慣をつけていく必要があります。きつい運動は必要ありませんので、適度な散歩やラジオ体操などを続けていくことで筋肉を蓄えていきましょう。蓄えられた筋肉は、足腰の弱りを防ぎ、水分を蓄えて脱水を予防してくれます。更には、水分を蓄える量が増えるので、見た目も若々しくいることができます。
是非「貯筋活動」に取り組んでみてください。
問合せ:地域包括⽀援センター
【電話】0242-73-3530
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