■「言葉の発達について」
生まれたばかりの赤ちゃんは話すことができませんが、生後6か月頃から「あー、うー」などの「なん語」が出始め、1歳頃にはパパ、ママなどの意味のある言葉を話し始めます。2歳頃には「わんわん、いた」などの2語文、3歳頃には上手に会話ができるようになってきます。
普段の生活の中で、子どもは自然に言葉を覚えているように思われますが、大人の働きかけも言葉の発達を促すのにとても大切です。家で取り入れたいポイントについてまとめました。
(1)『子どもが興味を示したものについて話しかけてみましょう』
大人が興味を向けさせたいものや覚えさせたいことではなく、子どもが興味を示したものについて一緒に話してみましょう。そのように話しかけた方が言葉の発達が促されるといわれています。
まだ話せない場合には、「わんわん、いたね」「わんわん、ふわふわだね」などと大人が子どもの興味を持ったものについて短い文で話をしてあげるだけで大丈夫です。
(2)『静かな場所で1対1で話しかけてみましょう』
子どもはたくさんの音の中から自分の聞きたい音を聞き分けることがまだ苦手です。そのため、テレビなどは消して静かな場所で話すとより効果的です。
また、子どもにとって大人との1対1の時間は特別なものです。そうすることで子どもの自己肯定感も高まるともいわれています。短い時間でも良いので、ぜひ時間をみつけて話しかけてみましょう。
問合せ:保健福祉センター
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