ノロウイルスによる食中毒は、冬から春にかけて多く発生します。これからの季節は特に注意しましょう。
◆感染経路と主な症状は?
ノロウイルスは、少量でも手指や食品などを介して口から感染し、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛などを引き起こします。
◆主な原因食品は?
加熱不十分なカキなどの二枚貝が有名ですが、ノロウイルスに感染した人が作った料理を食べて感染が広がるケースが多発しています。
◆ノロウイルスによる食中毒予防のポイント
(1)調理する人の体調管理
下痢や腹痛など、ノロウイルスを疑う症状がある時は、調理を控えましょう。
(2)作業前などの手洗い
ノロウイルスにはアルコール消毒はあまり効きません。せっけんでよく手を洗いましょう。二度洗いが効果的です。
(3)調理器具の消毒
洗剤で十分に洗浄し、熱湯や塩素系漂白剤で消毒!
(4)加熱調理
ノロウイルスは熱に弱いため、中心部まで85~90℃で90秒以上加熱しましょう。
問合せ:保健所衛生課
【電話】597-6358
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