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〔特集〕キエーロで生ごみを消そう! ! ~生ごみゼロチャレンジ~

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福島県福島市

生活系可燃ごみの内、最も大きな割合を占めるのは「生ごみ」です。
今回は、生ごみ削減の取り組みを紹介します。
「生ごみゼロ」を目標に、ごみの減量に取り組んでいきましょう。

■《手間なし虫なし臭いなし!》キエーロをご存じですか?
キエーロとは…土中の微生物の力を借りて、生ごみを分解し消滅させるごみ消滅システムです。

土と容器とちょっとしたスペースがあれば、手間なく「キエーロ」を始めることができます。可燃ごみが軽くなり、ごみ出しがとっても楽になりますよ!

◆メリット
○維持費ゼロ
微生物の力で分解するため、維持費用はほとんどかかりません。

○土が増えない
土が増えないため、処分の必要はありません。

○臭いが発生しない
正しく使用すれば、臭いや虫は発生しません。

必要なもの:
・土
・容器(プランターなど)
・シャベル
・じょうろ

▽容器は、どんなものでもOK!
・衣装ケースやプランターでもできます。

◆使い方
(1)プランターなどに土を入れる
(2)穴を20cm程度掘る
(3)生ごみを完全に埋める
(4)放置するだけで生ごみが消える

夏場は3~5日、冬場は2週間程度でごみが消えちゃいます!
※「キエーロ」はキエーロ葉山の登録商標です。

○キエーロは温度が大切!日当たりの良い場所に置いてください。雨は苦手です。

実際に使用している方に キエーロの感想を聞いてみました

使用者:安斎 由(あんざいゆか)さん
さまざまなごみ減量に取り組んでいる安斎さん。キエーロをきっかけにごみ全体の減量を意識するようになり、今では1カ月に出る家庭ごみの量は、45ℓゴミ袋の半分程度に!
意識一つでごみが減ることを知ってもらうため、ごみ減量の普及活動にも取り組んでいます。

○生ごみが激減!
家庭ごみがなかなか減らず困っていた時に、市の助成制度を活用してダンボールコンポストを使用し生ごみが激減!その体験をきっかけに、家にあった木製のりんご箱と土で費用をかけずにできるキエーロを始めました。

○庭がなくてもOK!
庭が無くても、ベランダなどちょっとしたスペースがあればできるのがキエーロのいいところ。我が家では、テラスの一角に置いています。
とっても手軽に取り組めますよ!

○生ごみを出さない工夫も重要
入れる生ごみはなるべく細かくしています。人と同じでキエーロも細かいほうが消化が早いんです。料理をするときも生ごみが出ないよう野菜の皮や根っこまで使用するようにしています。

使用者:安倍真知子(あんべまちこ)さん

○始めたきっかけ
福島市はごみの排出量が多いと聞き、何かできることはないかと考えていました。生ごみの減量にもなり、畑の堆肥としても使えるキエーロを雑誌で知り、JA女性部岡山支部の会員に取り組みを提案したのが始まりです。

○手間なく簡単!
調理過程で出た生ごみは、鍋に溜めておいて、2日置きにキエーロに入れています。埋めておくだけで時間が経てば分解されるので、手間はほとんどかかりません!

○ごみとして出す生ごみはゼロ!
キエーロを始める前から、生ごみは畑の一角に集めて土に戻していたので、元々集積所へ出す生ごみはゼロです!これからは、キエーロでできた堆肥を使うのが楽しみです。

興味をもった方は、ごみ減量推進課までご相談ください!
【電話】525-3744
ごみ減量推進課のインスタグラムでは、キエーロを使用した日記を公開しています♪

問合せ:ごみ減量推進課
【電話】525-3744

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