福島第三小学校5年生(令和5年度当時)が、総合的な学習の時間で、ごみ問題にチャレンジ!
ごみの減量には「生ごみ」の削減が重要だと考え、食品ロスの削減と生ごみのリサイクルに取り組みました。
【STEP1 生ごみを減らすには!?】
まずは、生ごみを出さないように調理方法などを工夫しましょう。
5年2組の取り組み:エコクッキングに挑戦
「そもそも生ごみを減らすにはどうしたらいいのか?」
料理をする際に、本来食べられるのに捨ててしまう野菜の皮などをおいしく調理できれば、生ごみの量を減らせるのではないかと考えました。
「バナナの皮ごとスムージー」や「蜜柑の皮フレンチトースト」など児童自らが食品ロス削減につながるエコレシピを考え、無理をすることなく、簡単においしく生ごみを減らせることを学びました。
○市食品ロス削減マイスターを講師にエコクッキングに挑戦
「野菜の皮も工夫すれば食べられそう!」
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生ごみが出てしまったら!
【STEP2 堆肥化でリサイクル】
それでも出てしまった生ごみは、バケツやプランター、コンポストなどを使って堆肥化しましょう。
5年1組の取り組み:堆肥化でリサイクル
学校給食で出た調理くずを、ダンボールコンポストや自作のコンポストを使って、堆肥化に取り組みました。
※ダンボールコンポスト…段ボール箱を利用した生ごみ処理容器。段ボールの中に生ごみと基材を入れ、かき混ぜることで堆肥を作れます。
約4カ月かけて完成させた堆肥を、信夫山にあるおみさか花広場へ撒きました。
また、授業参観に来た保護者の皆さんに堆肥の販売も実施。親子でごみ減量について考えました。
調理で出た人参の皮をダンボールコンポストへ
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作成した堆肥は、広場の花木の根元へ
【STEP3 生ごみ削減!】
少しの工夫でもごみは減らすことができます。ぜひ日々の生活を少しだけ工夫してみてください。
■福島市のごみの現状
ごみの排出量は減少傾向にありますが、まだ全国平均の約1.2倍の排出量となっています。
始めないのはもったいない!キエーロを使ってぜひ生ごみゼロにチャレンジしてみませんか?
○市民1人1日当たりのごみの排出量
令和3年度 1,091g
令和4年度 1,080g
〈前年度から11g減!〉
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