[子育て特集]子育てするなら、西郷村。(1)

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西郷村では、すべてのご家庭が安心して子育てできるように、妊娠・出産・子育てに関する様々な支援を行っています。
今回は、赤ちゃんと一緒に助産師さんから心身のケアや授乳等の指導・アドバイスを受けることができる「産後ケア事業」と、研修を受けたボランティアが未就学のお子さんのいるご家庭を訪問し、ママの話を聞いたり、家事や育児のサポートを行ったりする「ホームスタート事業」について、実際にサービスを利用した方の声と一緒にご紹介します。

■産後ケアについて
村に住所がある産後1年以内のママと赤ちゃんが対象です。「はじめての子育てが不安」「産後、家族の手助けがない」等の悩みがある方は是非ご利用ください。助産院での宿泊や通所、訪問により、赤ちゃんと一緒に助産師から母子の心身のケアや授乳・指導等を受けることができます。
※利用するには事前に申請が必要です。子育て支援センター(【電話】25-0001)までお問い合わせください。

○産後ケアの主な内容
・授乳の相談、仕方
・ママの体調やメンタルケア
・育児相談
・赤ちゃんの体重についての相談
・夜泣きについての相談　など
その他にも色々な相談を受け付けています!

○小さなことでも悩まず相談してください
子育ては、不安になってしまうことが多いです。そんな時、「こんなことで相談していいのかな」、「私がもっと頑張ればいい」など、一人で抱え込んでしまう方がたくさんいます。近くの人に頼れる人や、相談できる人がいない場合は、助産院に来てみませんか。スマホ等で、情報を探し悩み続けてしまうより、話しをすることで解決の糸口が見つかったり、お母さん自身が楽になったりすると思います。ママと赤ちゃんのために、一人で悩まずに小さなことでも、気軽に相談してください。

○利用者の声
初めての子育てで、健診の際、体重が増えていないと言われ、とても心配になりました。昼間頼れる人が近くにいなかったため、村保健師さんに相談し、助産院を紹介されました。知らない人で、不安でしたが、助産師さんは気さくで、話すことすべてを受け止めてくれました。授乳を実際に見てもらったり、話を聞いてもらったりしただけでも、とても安心しました。その他にも少し疲れてしまっている方など、悩みがなくても、ちょっと話を聞いてもらうだけで、気持ちが楽になるので、利用してほしいです。

◆佐藤助産師さんについて
「産後ケアで相談を受け付けている助産師の佐藤です!ママと赤ちゃんのケアをします!」
1990年
・福島県立総合衛生学院　助産学科卒業
・助産師免許取得
・白河厚生総合病院　産婦人科病棟勤務
2002年　福島県立南会津病院勤務
2008年　福島県立矢吹病院(現　福島県立ふくしま医療センターこころの杜)勤務
2014年　開業(訪問事業)
2015年　かしわ助産院開業
現在に至る

○身近な助産院を目指して
昔はたくさんいた産婆さんにすごく憧れていました。昔の産婆さんの家は、何かあったら気軽に相談できる場所という風に聞いています。もちろん育児・出産がメインだったとは思いますが、その他に世間話から悩みごとなどをいつでも気軽に話ができる場所だったみたいです。かしわ助産院も、そんな身近な場所に感じられる助産院を目指しています。

▽かしわ助産院
〒961-8031　西郷村大字米字向山138-7
どんぐり動物病院さんの斜め向かいの平屋の建物です。
診察日時：月～金曜日　9：00～17：00
【電話】090-4888-9105(応答できない場合は、折り返しいたします。)
※予約制で、休日は応相談です。

■ホームスタートについて
産前・産後の心身の負担軽減のため、妊娠中のママや6歳以下(未就学児)のお子さんがいる家庭が対象です。
家庭訪問型の子育て支援で、研修を受けた先輩ママがホームビジターとして、友達のように寄り添い話を聞き、出産準備や通院、育児や家事などをママのニーズに合わせて一緒に行います。週1回2時間程度で合計4回の訪問を無料で受けることができます。
※利用するには事前に申請が必要です。子育て支援センター(【電話】25-0001)までお問い合わせください。

○利用者の声
病院に掲示してあったポスターで、事業のことを知りました。村保健師さんに相談し、必要だと感じ、利用が始まりました。はじめは支援をしてくれるビジターさんと顔合わせをし、カウンセリングを受け、今の大変なところなどを見つけ、それに沿った支援を受けることができます。つどいのひろばなどに一緒におでかけしたり、自分が具合が悪くなった時には、沐浴やスキンケアをしてもらったり、夕飯の作り置きを一緒に手伝ってもらったりしました。予定が決まっていても、その日の体調に合わせて臨機応変に対応してくれるので、無理なく利用ができました。