健康がもっと楽しくなる健康コラム 第22回

16／21

■今回のテーマ「令和5年度特定健診受診状況について」
○今年の特定健診の受診状況
村の国民健康保険特定健康診査対象者(40～74歳)2,809名のうち、集団健(検)診における特定健康診査受診人数は、1,154名で、受診率41.1%でした。
受診者数の内訳は、男性45.2%、女性54.8%の割合で、男性の受診率が低い傾向となっています。また、年代別に見ると、40代6.8%、50代8.1%、60代41.7%、70代43.4%と、若い年代の健診受診率が低い傾向です。

※各受診者については医療機関での個別検(健)診は反映されていません。

・1人当たり生活習慣病医療費(令和3年)

村の医療費を見てみると、健診受診者と未受診者では1人当たりの生活習慣病医療費が約3倍の差が見られます。このことから、健診受診の重要性を読み取ることができます。
村では、令和4年度より予約制を導入し、スムーズに受診することが出来る環境を整えて実施しています。
健診を受けることで、自分自身の健康状態を把握できることはもちろん、病気の早期発見・早期治療にも期待ができます。病気の早期治療は、悪化してからの治療よりも医療費を抑えることができます。忙しいと後回しにせず、毎年、定期的に健康診断を受ける機会を持ちましょう。

○健康ワンポイントアドバイス
年末年始「つい、食べ過ぎてしまった…」と、後悔した経験は誰にでもあることでしょう。食べすぎてすぐに体脂肪になることはありませんが、食べたものがエネルギーとして使いきれない場合は、脂肪として蓄積されてしまいます。食事をした後、食べたものが脂肪に変わるまでの時間は48時間といわれています。食べ過ぎたら、この間にリセットすることが重要です。次の日の食事は「軽めに」「少なめに」することを意識しましょう。

次回は、「健診受診者の疾病傾向及び国保医療費の傾向から読み取れること」です。
健康のことや人間ドックを含む健康診断の結果などで気になることがありましたら、下記までご相談ください。保健師・管理栄養士がご相談に対応します。

問合せ：健康推進課
【電話】25-1115