阿武隈川の源流がある西郷村は、素敵な桜景色が見れるスポットがあるのをご存知でしょうか。阿武隈川や那須連峰と一緒に眺める桜は、他とは違ったおもむきがあります。
西郷村の桜の見頃は、大体4月上旬から4月中旬頃ですが、今年は、「暖冬」のため、平年よりはやく開花しそうです。
もうすぐ春が訪れます。西郷村の桜の名所を巡ってみましょう!
(1)台上道路
(2)親水公園付近
(3)新田橋付近
(4)延生地蔵付近
■約600本!大迫力の桜並木
(1)の「台上道路の桜並木」は、500本のソメイヨシノと100本のオオヤマザクラが約3キロにわたり植えてあります。高原に植えられた約600本の桜は、那須連峰をバックに眺めることができ、迫力ある桜風景が楽しめます。
アクセス:東北自動車道白河IC黒磯方面出口から10分
場所:小田倉字馬場坂地内
駐車場:なし
■堀川・那須連峰とのコラボレーション!
(2)の「親水公園付近」では、隣接する「太陽の国」周辺の桜と合わせ約700本の桜が植えられています。那須連峰をバックに、阿武隈川水系の堀川のせせらぎと桜を見ることができます。公園内にはベンチなども設置してあり、お花見にぴったりのスポットとなっています。
アクセス:東北自動車道白河IC黒磯方面出口から10分
場所:小田倉上上野原160-6
駐車場:あり(20台程度)
■木洩れ日を楽しむ桜のトンネル!
(3)の「新田橋付近」の河川沿では、桜のトンネルが楽しめます。ここでも阿武隈川水系の堀川が流れており、木洩れ日の中、カモなどの野鳥を観察しながらお散歩することができます。
アクセス:東北自動車道白河IC白河方面出口から5分
場所:屋敷裏西地内
駐車場:なし
■文化財と楽しむ!延生地蔵としだれ桜
(4)の「延生地蔵付近」では、安産、子育ての守り神として信仰されている延生地蔵としだれ桜を見ることができます。この延生地蔵は、嘉永4年(1851年)に栃木県芳賀町延生山城興寺の延生地蔵尊から勧請したもので、今も追原地区では子どもが産まれると、名前を書いた赤い前掛けを地蔵にかけ無事に育つよう祈願する風習があります。
アクセス:東北自動車道白河IC黒磯方面出口から15分
場所:鶴生字山田窪36
駐車場:なし
■ほかにも ちょっとした桜の名所をご紹介!
○高助の枝垂れ桜
幹の周囲には、江戸時代からの馬頭観世音があります。
アクセス:東北自動車道白河IC黒磯方面出口から15分
場所:鶴生字高助地内
駐車場:なし
○熊倉小学校前
子どもたちの元気な声と桜を楽しめます。
アクセス:東北自動車道白河IC白河方面出口から10分
場所:熊倉字折口原地内
駐車場:なし
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