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〔特集2〕郡山を切り拓く! Z(ゼット)世代のパイオニアたち(2)

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福島県郡山市

■高校生たちが挑む「若者居場所づくりプロジェクト」
学校の枠を越え、郡山市内の高校生や専門学生たちが中心となって「若者がまちなかで集まれる居場所づくり」を目指し、自ら企画・運営まで行うプロジェクト。趣味について語れる交流スペースや、映えるカフェなど「やってみたい」4つのプロジェクトが、郡山市や各協力企業のサポートによって実現しました。

■郡山女子大学短期大学生による地域創成プロジェクト演習
郡山女子大学短期大学部に2018年に誕生した「地域創成学科」では、地域づくりの人材を育てるべく地域に飛び出し、専攻分野を基にした「プロジェクト演習」を学びの一環として毎年行っています。今年度は、まちの店舗や施設を取材しSNSなどで魅力を発信する「取材活動プロジェクト」や、歴史の観点から郡山を発信したりノベルティグッズを企画したりする「郡山魅力発信プロジェクト」など、12のプロジェクトが進行中。「将来は地域に貢献する人になりたい」と考える学生たちが演習を通じ、日々学んでいます。

■〝福島から広めたい〟思いでつながる学生コミュニティ「SFF」
大川さんが立ち上げた、県内最大級の学生コミュニティ「Spread From Fukushima(SFF)」。現在は大学2年生の紺野さんが代表となり、約70人の福島ゆかりの高校生・大学生が参加しています。コロナ禍における制限が解除されて以降は、積極的に活動ができるようになり、岩手・宮城の高校生たちと映像制作に挑戦したり、地域企業と一緒に小学生向けの職業体験イベントを企画したりするなど、各チームで「やってみたい」ことに向け活動中。「地域とのつながり」によって「自分自身の可能性」を伸ばし、福島の魅力を全国へ発信しています。地域の企業も、学生の力と共に新しく挑戦できることは、たくさんありそうですね。

■さまざまな縁で広げる学生団体「Chi縁」
日本大学工学部建築学科の学生が主体となり活動する団体「Chi縁(ちえん)」。地域の中で「企画や設計などを学びたい・活動したい」という思いから始まったChi縁は、空き家のリノベーションや、廃材を使ったストリートファニチャー(屋外に設置する家具)の制作など、建築を主軸に県内の企業とコラボしながら活動しています。「やってみたいことに挑戦するには、地域の方々の力が必要です。そしてそれを実現できたとき、私たちはさらに地域を好きになる。それが結果として、地域に縁として広がって、活性化につながっていればうれしい」と代表の永見さん。彼らから始まる「縁」は、やがて地域に大きな「縁」を生む力となるかもしれません。

Z世代活躍係が「地域の協力が欲しい」Z世代と、「Z世代を応援したい」「若者の力を借りたい!」地域団体・企業をつなぎます。

※詳しくは本紙をご覧ください。

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