『子どもの誤飲に気をつけよう』
食べ物以外のものを間違えて飲み込んでしまう誤飲(ごいん)。どのように防げば良いのでしょうか。
◆無くならない誤飲
誤飲は、生後6カ月から2歳児頃までの乳幼児に多くみられます。家庭で起こる誤飲事故で最も多いのは「たばこ」です。そのほかに医薬品、電池などがあります。
◆予防するには?
(1)口に入れてしまうものの大きさを知る
トイレットペーパーの芯を通る大きさのものは誤飲のリスクがあります。
(2)子どもの手が届く場所を知る
子どもの手が届く範囲は、1歳児では約90センチメートル、2歳児では約110センチメートル、3歳児では約120センチメートルが目安です。手が届く範囲に、シールやカラーテープを貼り、危ない物などはそれよりも高い所や遠い所に保管しましょう。
(3)手が届いても大丈夫な工夫をする
薬や電池、磁石など誤飲のリスクのある物は、ロック付きの容器などに入れて保管すると良いでしょう。
◆もしも誤飲したら
喉を手でつかむようなしぐさ、急な顔色の変化、苦しそうで声が出せないなどの窒息のサインがあれば、すぐに119番通報し、指示を仰ぎましょう。
窒息のサインがない場合は、無理に吐かせずに、誤飲した物や量を確認し、必ず病院を受診しましょう。
→健康づくり課
【電話】88-8123
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