文字サイズ
自治体の皆さまへ

中学生による模擬議会 須賀川の未来のために思いを込めた10の質問(2)

4/37

福島県須賀川市

◆仁井田中 影山洸明さん
人権啓発の取り組みについて

Q.人権相談会の結果を教えてください。
A.毎年6月と12月に開催しています。令和5年12月に実施した人権相談会では、近隣住民とのトラブルのほか、相続に関することや家庭内の悩み事など、11件の相談がありました。

Q.相談への対応と人権啓発への取り組みを教えてください。
A.人権擁護委員が悩み事の解決に向け適切にアドバイスをするとともに、関係機関の紹介や情報提供などを行っています。啓発は、今後も福島地方法務局や人権擁護委員と連携し、人権相談会をはじめ、小学生への「人権の花運動」や、中学生への「人権啓発セミナー」を継続しながら、人権尊重思想の普及・高揚を図っていきます。

◆大東中 鈴木寛弥さん
ヤングケアラーについて

Q.市のヤングケアラーの状況を教えてください。
A.県のアンケート調査から、本市で「家族の世話をしている人がいる」と回答したのは、小学5~6年生が約12人に1人、中学生が約16人に1人、高校生が約20人に1人、全体では約16人に1人でした。また「自分がヤングケアラーだと思う」と回答したのは、小学5~6年生が約109人に1人、中学生が約151人に1人、高校生が約294人に1人、全体では158人に1人となっています。

Q.どのような支援を行っていますか。
A.児童虐待防止相談室などで、相談員が専門的な立場から相談に応じアドバイスをしているほか、内容により県中児童相談所などの専門的な相談機関と連携しながら適切に対応しています。

◆長沼中 大河原昇吾さん
個人情報保護について

Q.個人情報保護の取り組みを教えてください。
A.毎年、職員研修を行い、最新の情報セキュリティ対策を学ぶとともに、専門家の監査で情報流出防止に取り組んでいます。マイナンバーは、取り扱う職員を限定するなど、万全を期して対応しています。

Q.インターネットによる個人情報の流出を防ぐための対策を教えてください。
A.機密性の高い個人情報を取り扱うパソコンは、インターネットから隔離したネットワークで利用しています。また、市情報セキュリティポリシーで、インターネットやSNSの取り扱いを規定し、ヒューマンエラーを防止しています。生成AIなど新しい技術にも対応するため、常に最新情報を入手し、対策しています。

◆岩瀬中 有賀咲穂さん
環境の保全について

Q.ごみ排出量の推移を教えてください。
A.令和2年度が2万8698トン、3年度が2万7913トン、4年度が2万7868トンです。

Q.ごみの削減の考え方を教えてください。
A.廃棄物の発生抑制、再使用、再生利用、いわゆる3R活動を広報すかがわや市ホームページ、環境推進員などを通して啓発しています。

Q.再生可能エネルギーの導入について教えてください。
A.22カ所の公共施設で太陽光発電設備を設置しているほか、住宅用再生可能エネルギー等システム設置への補助をしており、多くの住宅で利用されています。地球温暖化防止への取り組みやSDGsの推進などにより、事業所でも太陽光発電の導入が進んでいます。

◆稲田学園 星野千夏さん
交通手段について

Q.交通不便地域の住民への移動手段の確保について教えてください。
A.市街地と周辺地域を結ぶ路線バスを維持するほか、路線バスが運行していない地域や、本数が少ない地域では乗合タクシー、市街地では循環バスを運行するなど、地域の状況に応じて様々な対策をしています。

Q.今後の新たな移動手段を教えてください。
A.電動自転車によるシェアサイクルは、市民の移動手段としての役割なども含め、導入の可能性を調査していきます。ライドシェアは、市でも有効な移動手段の一つと認識していますので、今後も国の動向などを見ながら対応したいと考えています。

→学校教育課
【電話】88-9168

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU